あなたは「夜這い」という言葉を聞いたことがありますか?
知っている人知っている・・・そうです、夜、女性が寝ているところに男性がイン!するやつです。
さて今回は、夜這いについて簡単に紹介していきますので、手をお膝に置いて読んでみてください。
夜這いとはなんだ!?
夜這いというと、明かりのない寝床で寝ている女性を強引に襲うとイメージしがちですが違います。
しかし「今夜、あなたの寝床にいきますよ」的な感じで、あらかじめ本人やその両親などに伝えて、了承を得ていたそうなんです。
夜這いを一言で言えば、「夜、女性の寝床に忍び込み、性行為を行う」こと。
今じゃ考えられませんが、日本古来の風習としてありました。
せいぜい江戸時代の風習なのかな?と思ったのですが、地域によっては戦後まで続いていたそうなのです。
夜這いとルール
他にも暗黙の了解的な部分も含めたルールがあって、女性が「いや!」という風に性行為を断る拒否権がありました。
お互い同意の上の行為なので当たり前です。
ムッシュムラムラで自分本因にレッツゴー!!してしまうと、現代同様に罰せられてしまいます。
女性側の断る理由として、脇が臭い、口臭いとか身体としての問題の他に、人柄や将来性もあったようです。
もちろん男性側としても、人気のない女性には申し込まないですよね。
村での人気のバロメーターの役割もあったような気がします。
夜這いが当たり前の風習として認めているわけで、前提で戸締りをしないのが習わしの場合もあり、オープンザドアーまではいかなくとも、しっとりと待っていたのでしょう。
時代と共に消えた古来の風習
変化していく時代や道徳観と共に消えていった風習「夜這い」。
エロい作品だと、無理やり強引に寝床の女性を襲う行為ではなく、基本的にはルールの元、同意があっての行為だったのです。
時代と共に、価値観、ルールが変化していくことは当たり前で、現代では理解できない風習なのかなと思います。
最後に、「八つ墓村」のモデルになった「津山三十人殺し」は、この夜這いの習慣が深く関わっている事件とも言えます。
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