皆さんは、ユタを知っていますか?
沖縄で霊媒師のようなものをユタと呼び、霊的能力を持つ人々の事をいいます。
ユタは代々引き継がれるもので、亡くなったおばあちゃんがユタだったこともあり、ユタになるために生まれてきたと言われています。
そのせいか、小さなころから、私の周りでは奇妙なことが起こっていました。
シャボン玉はなに?
3歳くらいの話ですが、私が外に出ると、大きなものから小さなものまで、なん十個ものシャボン玉がついて来ることがありました。
幼かったのでシャボン玉と遊べるのが楽しく、気にしていなかったのですが、おばあちゃんは追っ払おうと必死でした。
おばあちゃんが言うには、あのシャボン玉は一種の霊で、良いものだけではなく邪悪なものまでごちゃまぜ、取り付いたままにしておくと災いが起きる事もあるそうなのです。
大人になるにつれて、友人が事故に遭うことや、遠くにいるはずの親類が亡くなったことがわかったりするようになってきました。
ある体験
今でも忘れらないのが、「XXX公園に向かいなさい」とお告げのようなものを受けたのです。
その公園に着くと、砂場で遊んでいる女の子に出会いました。
不思議なことに、その女の子はたくさんの子どもがいる中、砂場の端っこで一人で遊んでいるのです。
「何してるの?」と聞くと、その女の子の顔が血だらけ。
私はとっさに、おばあちゃんに教わった除霊の方法をすると、女の子は笑顔で消えていきました。
理由は解りませんが、その女の子は公園で遊んでいたところを通り魔に襲われ亡くなったのですが、葬儀もお墓参りもしてもらえず、かまってほしかった事を知ったのです。
ユタになるには
ユタになるためには、こういった霊との交流を重ねていくのが修行のようなものだとおばあちゃんは話します。
そして、ユタになれるようになると「お告げ」が来るそうなので。
いつか来る「お告げ」は楽しみであり、少し怖いような気もします。
※画像はイメージです。
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