これは、私と家族全員が経験したお話です。
当時、私たちは郊外のマンションに住んでいました。
そこでは時折、不思議な出来事が起きていたんです。
最初に起きた怪奇現象
最初に起きた怪奇現象は、私がまだ保育園に通っている頃。
いつも夜中になるといつも決まって、ある音の出るおもちゃが鳴り始めます。
しかもそのおもちゃは箱の中に入っており、電源も簡単に入れることはできません。ですが、何度止めてもすぐに鳴り始めるのです。
そこからいくつもの、怪奇現象を経験したのですが、そのなかでよく起きていた事は、誰もいないはずなのに廊下を走る音が聞こえる現象。
起きるたびに母親や家族に「誰か通った?」と聞いても、みんなリビングにいたというのです・・・。
母も怪奇現象に遭遇していた
私以外にも母が、同時期に様々な怪奇現象に遭遇していました。
ある日、夜中にふと目が覚めて、廊下から子供が走る音が聞こえたそうです。
私が夜中に急いでトイレにでも行ったのだろうと思って、寝なおそうとすると金縛りになりました。
まるっきり動けない状態で、お腹の方から子供の荒い息が聞こえてきたようで、廊下を走っていた子なのでしょうか?
幸い目は閉じられたおかげで、その子を見ることはなかったみたいです。
別の日、顔を洗っていた母親は、服の裾を引っ張られるのを感じたそうです。私が引っ張っていると思っていたのですが、鏡を見ると、見知らぬ子供が俯いて裾を引っ張っていた。
「あの子」は座敷童?
当時の家にいた「あの子」は座敷童なのか定かではありませんが、家族みんなが座敷童だと思っています。
それは、その家から引っ越すことになったとき、当時はリーマンショックで家もすぐ売れないだろう・・と不動産屋に言われていたご時世でした。しかし、すぐにこの部屋を買いたいという方が現れ、不動産屋の方も驚くほど、すぐに売れたのです。
座敷童は幸運を呼ぶと言われていますが、まさに運がよかった出来事で、今でも家族とこの話をするときは、あそこには座敷童がいたんだろうと話しています。
そして、座敷童が去ったあとには不幸が起きると言われています・・・詳しくは話しませんが、その後、うちの家族は考えられる以上に最悪の状況に陥っています。
今もそこに「あの子」がいるかはわかりません。
もしいるのであれば、せめて次に住んでいる方に幸せが訪れるといいなと思います。
※画像はイメージです。
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