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国境地帯で人質を救出せよ!映画「15ミニッツ・ウォー」

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1976年にフランス領のジブチで起きたバスジャック事件
この事件に対処すべくフランス本国から国家憲兵隊の5人が送り込まれます。
しかし、国境地帯と言う特異な環境と慎重な行動を命じる政府に悩まされます。
果たして事件は解決できるのか?

目次

ジブチ・バスジャック事件

1976年フランス領であったジブチでスクールバスを武装した男達が乗っ取る事件が発生します。
フランス人やアメリカ人などの子供達21人が人質にされます。

乗っ取られたスクールバスはソマリアを目指すが国境地帯で立ち往生します。そこへスクールバスで人質にされている子供たちの担任教師であるジェーンが制止を振り切りバスへ乗り込み子供達と共に人質になります。
犯人達はジブチの独立と捕まっている同志の解放を要求します。

フランス政府はこの事態に本国からジェルヴァル大尉率いる国家憲兵隊の5人を現地へ派遣します。
しかし、現地ではフランス外人部隊が指揮権の主張などジェルヴァルら憲兵を煙たがる様子を見せます。
またアメリカの諜報員も居て事件解決へ動き難い状況です。

迫られる決断

ジェルヴァルは独自に偵察を行うなどして現場の状況を掴み作戦を立てます。
その作戦はバスジャックをしている犯人を同時狙撃で一斉に倒す事でした。困難な任務ですがジェルヴァル達は狙撃の位置に就きます。

作戦を開始しようと許可を求めますが外人部隊の司令官は「パリからの許可が下りない」として却下します。
フランス政府は交渉による解決する方針でした。

しかし、ソマリア側の国境には兵士が増えます。またソマリアへ人質を運ぶバスを犯人側が準備していると言う情報も入ります。
時間が過ぎるごとに状況は悪くなります。
しかしパリからは相変わらず慎重な行動をせよと命じられます。

だが、人質の子供達がソマリアへ連れて行かれ事件解決が難しくなる現実が現場で起きようとしている。
ジェルヴァルは命令に従い慎重になるか、独断で作戦を実行するかの選択に迫られます。

アフリカの灼熱が待機する部下の体力を奪い決断に迷う時間にも限界があります。
そこへ怪我をした子供を連れてジェーンが現れます。
彼女からバスと犯人達の状況を聞き、更には作戦の為に協力を求めます。

また狙撃手としてアメリカの諜報員も呼び込みます。
憲兵の5人にアメリカ人諜報員、女性教師を加えてジェルヴァルは子供達を解放する為に行動を起こすのです。

事実を基に緊迫感ある作品

本作は実際に起きたジブチ・バスジャック事件を題材にしています。
それ故に命令に従えず動けない憲兵達に威圧的な犯人達と困難で緊迫した状況が描かれています。ストレス過多な現場で事件はどう解決するのかと言う内容で楽しめる作品です。

また、国家憲兵隊の特殊部隊である治安介入隊(GIGN)が発足する前のフランス国家憲兵隊の戦いと言う意味でも見る価値があります。

(C) 15ミニッツ・ウォー 2019 EMPREINTE CINEMA – SND-GROUPE M6 – VERSUS PRODUCTION – C8 FILMS

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