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戦車隊最後の参加となった海田市駐屯地創設73周年記念行事

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2023年(令和5年)11月26日に開催されました海田市駐屯地創設73周年記念行事
第13旅団の記念行事であるこの式典が、第13戦車中隊最後の参加となりました。

目次

第13旅団最後の戦車参加

11月26日に広島県安芸郡海田町にある陸上自衛隊海田市駐屯地で駐屯地創設73周年、第13旅団創設24周年記念行事が開催されました。
海田市駐屯地は中国地方五県の防衛と警備を担当する第13旅団の司令部がある駐屯地です。
海田市駐屯地の記念式典は海田市に所在する部隊のみならず、第13旅団に所属する各部隊が参加し、第13旅団としての式典になっています。

今回は第13旅団の第13戦車中隊と第13偵察隊にとっては最後の式典参加です。
岡山県の日本原駐屯地にある第13戦車中隊は、来年春で島根県出雲駐屯地の第13偵察隊と統合して、第13偵察戦闘大隊に改編されます。
この改編で第13戦車中隊の74式戦車は退役となり、第13旅団は戦車を持たない部隊となります。
代わりに、第13偵察戦闘大隊は新しい戦闘車輌として16式機動戦闘車が配備されます。
今回の海田市の式典では、16式機動戦闘車が第13戦車中隊の所属で1両参加しました。

74式戦車最後の舞台

前回がコロナ禍での関係者のみの式典となり、今回の式典は久しぶりの一般来場者の入場ができる記念行事となりました。
そのせいか来場者は多く訪れ、式典開始の時間になると観覧できる場所では一般来場者の密集した人垣ができました。
そんな中で始まった記念式典と記念行事、第13旅団が掲げるテーマを施設科のショベルカーで大きく墨で書いた「和」が掲げられ。

観閲行進では中国地方五県の県旗に続いて、広島の野球チーム広島東洋カープのマスコットであるスライリーが73式小型トラックに乗って登場
地元の野球チームのマスコットが登場するのは初めてだ。
合わせて2回登場したスライリーは来場者には好評でした。

訓練展示では、敵に占拠された地域を奪還すると言う想定で行われました。
87式偵察警戒車やバイクに乗った隊員による偵察、新たにドローンを飛ばしての偵察も実演され、陸上自衛隊も変化している様子が垣間見れました。
訓練展示も最後となる74式戦車は空砲を撃ち、敵軍役を追い込むような活躍を見せます。展示のラスト、最後の前進して敵陣へ突撃する自衛隊の場面、74式戦車と普通科隊員を乗せた軽装甲機動車が突撃します。
その時に、敵に占領された地域と想定されている台地を74式戦車が登ります。
台地の頂上へ登った74式戦車は空砲を撃ち、訓練展示は終了

あたかも最後の雄叫びの如く74式戦車はそのラストを飾った訓練展示となりました。
午後からは来場者を乗せての戦車試乗をする74式戦車、実戦に出る事無く現役を終える事が出来た74式戦車を見収める事ができました。

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