これぞB級映画と言えるようなアメリカ映画を紹介したいと思います。
とにかく映像が派手で見る人を飽きさせないので、リフレッシュにいかがでしょうか。
自然災害を描いた映画「8月中に、もう２、３本書かせていただけたらと思っていますがいかがでしょうか。」
「ワイルド・ストーム」は、映画「ワイルド・スピード」などを手掛けたロブ・コーエン監督の作品。
ド派手なカーチェイスが描かれるワイルド・スピードとは異なって自然災害モノ。アメリカの地方都市に巨大ハリケーンが迫るのですが、それだけでは終わらず、未曽有の災害に乗じ紙幣処理施設に押し入った武装集団と職員たちとの戦いを描いた作品でもあるのです。
武装集団があっという間に施設を占拠してしまうですが、ハッカーが肝心の金庫の暗証番号を割り出せず、主人公である職員の行方を探すことになります。気象学者とハリケーン調査用に作られた特殊車両「ドミネーター」をつかい、ハリケーンが迫るなか主人公は仲間たちを助けるために武装集団に戦いを挑みます。
メインとして描かれるのはハリケーン、ものすごい嵐の中で銃撃戦が行われるという珍しい作品で、ハイウェイで大型トレーラー同士が車体をぶつけ合うカーアクションもあります。
目まぐるしく移り変わる映像世界
映画1本に自然災害、銃撃戦、カーチェイスが描かれて、まさに古き良きB級映画。
焼肉食べてお寿司食べたあとケーキを食べるような満足感のある映画になっています。
登場人物の動機や展開など、細かい部分を見るとツッコミどころが散見される部分もありますが、そんなことは全体を通して見れば些細なことに思えてくるほど映像の力がものすごい。迫りくるハリケーンの描写、高潮が津波のように街を襲うシーンなど、見所しかないのではと思えるほどの映像に圧倒されます。
キャッチコピーの「全部吹っ飛ばす！」という言葉通り、余計なことは全部吹っ飛ばして頭の中を空っぽにして見ていただきたい作品です。
ポチップ
ワイルド・ストーム (C) CATEGORY 5 FILM, LLC 2017
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