家族で行ったキャンプ場~お盆がテーマの怪談⋯その1

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。

まとまった休みが取れたお盆の時期、私は家族4人で北九州のキャンプ場に出かけました。
そこは休みになると何度か利用しているので、事務のおじさんたちとも顔見知りで和気あいあいとしています。

目次

キャンプ場にやってきたもの

現地に到着すると、テントの準備をしながら子どもたちを遊ばせているうちに、あっという間に夕方になっていました。

コンロを囲んで夕食のバーベキューをしていたときです。
茂みの奥から黒い影が近づいてきました。
よく見ると野生のキツネ。
見た目が可愛らしく、子どもたちは喜んで食べていた焼き鳥をあげようとしたのですが、食べ物をゴミや食料を漁られる可能性があるので止めさせました。

その後も何度も寄ってきたので追い払ったらうのですが、すぐにまた戻ってきます。
困ってしまい事務所のおじさんに相談すると、獣よけのスプレーを周囲に散布してくれて、それからは姿を見せなくなりました。

子どもたちをテントに寝かせ、大人だけの時間がやってきました。
肉を焼き、チーズを燻しながら酒を飲んで話していると、キャンプ用に用意したゴミ箱が右、左に動いて、ガサガサと音がしています。
思わず顔を見合わせ、キツネか何か漁ってだろうと思い、近づいて確認しましたが何もいません。
周囲を見回しても、なにかがいるような気配は感じられませんでした。

しばらくすると近くの茂みからガサガサと音がしたので、キツネが来たのだと思い、手元にあった石を軽く投げ込むと、短い鳴き声がして逃げるように気配が遠ざかっていったのです。
一瞬、やり過ぎたかと思いましたが、自業自得と気にせず過ごしました。

翌朝、トイレに行くためにテントを出ました。
ついでに昨日の事が気になって、ゴミ箱やすこし離れた場所に置いた食料を入れたクーラーボックスを確認してみると、案の定、荒らされていたのです。

帰宅後の異常

強い疲労と眠気が抜けないまま、なんとか片付けを終えてキャンプ場を後にしました。
自宅に帰っても疲れは抜けません。ゴミの事が気にかかっていたせいか、眠りが浅かったのだろうと思って、早めに横になることにしました。

ところが、夢の中に何か黒くいもの現れて何度も目が覚めました。はっきりと何かは解りませんが、私に対して怒りを向けたような感じがして恐ろしい存在です。
朝になり、洗面所で顔を洗っていると、背後に気配を感じました。振り向いても何もいませんでしたが、言葉で言い表せない違和感を覚えました。

その後も同じような状態が続き、体調も優れません。
一週間ぐらいした頃、様子のおかしい私を見て、妻が心配して声をかけてきたので、これまでのことを話しました。
どう考えても病院に行ってなんとかなるような事では無いとなり、二人で思い当たることを考えているうちに、キャンプ場で茂みに石を投げたことを思い出しました。

石が当たったのは動物だったのか、それ以外だったのかは分かりませんが、状況からして確かに何かに当たっていました。
今となっては、それが何だったのか確かめようもありません。
おそらくゴミを漁りに来たキツネに当たったのだろうということになり、ふと「キツネは執念深い」という言葉が頭をよぎりました。

気持ちの整理をつける意味も含めて、次の休みに家族で稲荷神社に参拝することにしました。
そこで私は、「あのとき何かに当たっていたのなら申し訳なかった」と心の中で謝りました。
それ以降、悪夢を見ることも、気配を感じることもなくなりました。

これが何によるものだったのかは分かりません。単に気持ちの問題だったのかもしれませんし、別の理由があったのかもしれませんがひどい目にあった事は確かです。

※画像はイメージです。

面白かった?

平均評価: 0 / 5. 投票数: 0

投票がありませんよ、最初の評価をしてね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

思った事を何でも!ネガティブOK!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次