2026年4月14日のBBC NEWSによれば、アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が、自分を「医者」として描き、SNSに投稿したという。
恐らく生成AIによると思われるその画像は、宗教絵画を学習していたようで、同氏がイエス・キリストのように見えてしまった事から、批判が集まり、やむを得ず削除する事になった。
この件は、未だ発展途上の生成AIによる、不幸な誤解だった訳だが、実際に彼が「キリストの生まれ変わりではない」と、証明された訳ではない。
だとしたら、トランプ氏がキリストであった場合について、考えておく必要もあろう。
曖昧な危険を定義し、備える心を作るのは、オカルトの重要な機能の1つである。
Godは生まれ変わらない
イエス・キリストは、そもそも生まれ変わるものだろうか。
これは「NO」と答えざるを得ない。
イエスは1度死んだが、既に復活済みである。
もう1度死ねば生まれ変わりの余地もあるが、そういった話はない。
フリードリヒ・ニーチェは「神は死んだ」と述べたが、それは人の価値観における神の位置付けの問題であって、神そのものの生死を意味しない。
一方、神は化身(アバター)という形で、神そのもの以外の姿を取って、人々にアプローチする事がある。
ヴィシュヌのそれが有名だが、YHVH本体または聖霊が鳩の姿を取ったりしているので、三位一体であるところのキリストに出来ない筈はない。
当然、歴史の折々に顔を出していた可能性は十分にある。
全知全能の神と一体であるから、キリストの目的次第で、化身本人が自覚している場合もあれば、自覚していない場合もあるだろう。無論、キリストの化身を名乗る多くの人間は、利益を得ようと振る舞っているペテン師や、そう思い込んでいる病人だ。
そういった人々は、所詮はただの人であるから、人に対する警戒程度で話は収まる。
問題は、本物の方だ。
本物は、リスクが遥かに大きい。
無論、本物である可能性はごく小さいが、本物であった時の無限に近い影響力を乗算すれば、見過ごせない期待値になるだろう。
その時、取り返しの付かない状況にならないよう、我々もふるまいを考えておく必要がある。
トランプは、ハルマゲドンをもたらす?
トランプが、キリストであった場合。
どのような世界が訪れるか考えるべきだろう。
キリストについて確定している事としては、彼が人の原罪を贖うため、自ら十字架にかかった、という事である。
一応補足しておくと、原罪とは、アダムとイブが「神の言いつけに背き」知恵の実を食べた事である。
この罪は非常に大きいもので、2人は楽園を追い出され、労働が必要になり、出産に痛みが伴い、死も訪れるようになった。
キリストが贖った後も、これらの「罰」は残存しているが、これは最後の審判後に楽園に戻れるという未来で説明が付く。
今は原罪以外に罪を重ねた、救うに値しない劣った人間をふるい落としている時期なのだろう。
コピーを繰り返した結果、劣化してしまったものを取り除き、良質なものだけファイルに戻す、といった事務作業に近い。
こう考えると、キリスト=トランプというのは、かなり説得力を帯びて来る。
本来、最後の審判で良い感じに選別するつもりだったが、人類は増え過ぎている。
『産めよ増えよ地に満ちよ』は、原罪前を前提としたYHVHの命令であり、姦淫の結果として増えた人間は、キリストにとっても不本意だ。
このまま放置して、200億、300億となっていけば、締日の業務は大変な事になる。
楽園の所在地をどこに設定するかは不明だが、それがもしも、ハルマゲドン後に浄化した地球と考えているなら、過度な環境破壊や汚染は「新たな大地の創造」まで必要にする。
故に、トランプ・キリストは、これ以上人が増えたり、活発化した商業活動で地球の環境資源が消費されないよう、正に、世界の病巣を取り除く「医師」が如き振る舞いをしているのではないか。
彼の異様な関税政策や、性急な軍事行動は、そういった未来を見据えた神の意思によるものだろう。人間と考えるより、ずっと理解できる。
付け加えると、トランプ(Trump)という姓の語源は「ラッパを吹くもの(trumpeter)」である。
『ヨハネの黙示録』に語られるハルマゲドンで、「ラッパを吹くもの」は、終末に破壊をもたらす天使達だ。
件の絵には、背景に天使が描かれている。むしろ、主題はそちらにあった可能性も高い。
荒ぶる神の対処法
さて問題は、この時、我々に何が出来るか、だ。
殺傷は無意味だ。
彼はそれに慣れている。
崇めて従うべきか。
それも少々危険だ。意に沿わない像や祭壇を作って崇めると、ブチ切れて破壊するのは、イエスがシーズン1で見せた性質だ。
敬して遠ざけ、関わらないようにする。
これも危険だ。アブラハムの宗教の救世は「殺すリスト」ではなく、「救うリスト」に従うタイプだ。
あの大洪水をやらかしたYHVHと一体である事を忘れてはならない。
幸いにも、日本文化で育った我々は、こういった神の呼び名を知っている。
「祟り神」
日本人にとって、祟る邪神の対処は初めての事ではない。
力で調伏せず、搦め手で対処する。
八百万の神の一柱に組み込み、荒魂と分けて祀り、ほどほどに崇め、毒を抜いていく。これが、丁度良いやり方だろう。
今からトランプ神社を作るのは時間がかかるので、トランプ繋がりで、同じような勝負事やゲーム系に強い、乃木神社の隅っこにでも社を設けるのはどうだろう。
そのトランプじゃねえ、と思うかも知れないが、言霊は重要だ。
これで防ぎ切れないなら仕方ない。
人事は尽くした、天命を待つべきだ。
力の及ばないものへの不安を抱いたまま時を浪費するより、オカルトでとりあえず結論を付けた方が、QOLは高まるものである。
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