小説「A-10奪還チーム出動せよ!」が面白い

皆さんは「A-10奪還チーム出動せよ」という小説を読んだことはあるでしょうか?
時は冷戦の真っただ中のドイツです。まだ、東西で分割統治されていた時にアメリカ軍の「A-10」がソ連の「ミグ25」と空中戦を行った末、ソ連領に墜落してしまい・・・というお話なのですが・・・。

私はそれほど戦闘機については詳しくなく、A-10もF15のような戦闘機だろうと思い小説を読んでいました。
ふと気になって調べてみると全く想像と違っていることに驚きました。

まず、それぞれの戦闘機について考察してみます。

A-10とは?

最強の対地攻撃機、通称「イボイノシシ」
攻撃機にしては珍しく、後ろにターボファンエンジンを搭載している一風変わった見た目をしております。
コクピット周辺はチタン(+ケブラーの内張り)とガチガチの装甲で「バスタブ」と呼ばれており、57mm砲の攻撃にすら耐えられます。
機体のタフさは群を抜いていて、イラク戦争では地対空ミサイルに右エンジン吹っ飛ばされながらも帰還したとか、機銃を384箇所食らって帰還したにも拘らず、数日で任務に復帰したとか、そして様々な伝説を作っています。

対地攻撃に特化しているため、ISISやイスラム国などの攻撃にみ参加しており、地対空ミサイルを持たない戦場では非常に有利な戦闘機と言えます。

David MarkによるPixabayからの画像

ミグ25とは?

ミグ25はソ連で開発された戦闘機です。
最高時速は3000キロでマッハ3には及ばないものの、直線番長の名を誇る戦闘機です。

戦闘機と言っても要撃が主な任務で、相手陣地に出向いて制空するというより、待ち構えて自軍の陣地で迎撃することが主になっています。
現代は汎用性の高い機体が多く開発されていますが、この時代の一芸に秀でたタイプ。見た目は、素人の私が見るとF15と似ているなと思うのですが、調べたところミグ25を参考にF15が作られたということはないようです。

つまりは?

戦闘機対攻撃機の空中戦となるわけです。
この戦いはどうみても、対戦闘機用のミグ25の方が圧倒的に有利で、対地攻撃に特化したA-10は不利という以前に戦いようがないと思います。

さてその結末は・・・気になる方は小説を読んでください。

(C) A‐10奪還チーム出動せよ スティーヴン・L.トンプスン ハヤカワ文庫

※画像はイメージです。

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