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日本における防空システムの運用

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現在、ウクライナにおいてはロシアの侵攻による戦争が始まっています。我が国も海を隔て隣国はロシアです。
我が国の防空システムを考えてみましょう。

目次

我が国における防空システム

日本は海に四方を囲まれた地形により、日本に侵攻するには、空からの空挺、海からの上陸作戦を必要とします。
領空とは領土より12浬、約22キロメートルの上空を指します。現代戦においてはミサイルや航空機による爆撃を阻止しなくてはなりません。
その為、領空の先に防空識別圏ADIZをもうけ、この空域に侵入する、未確認の航空機に対して行う対処を航空自衛隊はスクランブル、緊急発進で対応しています。また日本全国、北は北海道から南は沖縄諸島の28ヶ所にレーダーサイトで24時間365日監視しています。

空からは、E2C E2Dアドバンスホーク早期警戒機、空飛ぶ司令所 E767AWACSで監視をしています。
他にもアメリカ製の地帯空誘導弾、パトリオットミサイルを全国に配備し、陸上自衛隊も03式地帯空誘導ミサイルを装備して空からの脅威に備えています。

ミサイルを迎撃のためのイージス艦

海上においてはイージス艦が常時8隻体制で、北朝鮮からの大陸間ミサイルICBMに対処する為、日本海と太平洋に展開しています。数多く飛来してくるミサイルを迎撃するのもイージス艦の役割でもあります。

もともとイージス艦はアメリカがソ連のミサイル飽和攻撃に対処する為に作られた経緯があります。ミサイルの脅威度を判定し撃墜、追尾までを瞬時に計算するのがイージスシステムです。

また海上自衛隊、陸上自衛隊のミサイルシステムは全てコンピュータネットワークでリンクしていて、航空自衛隊の航空総隊司令部のある横田基地で管理されています。このシステムをジャッジシステムと呼び、この様な防空システムで日本の空を監視しています。

最新の偵察機 グローバルホーク

つい先日、最新の偵察機グローバルホークが航空自衛隊に配備され、この無人偵察機により日本の防空システムは更に強化される事でしょう。

現在配備されているF35戦闘機にはこのジャッジシステムとリンクしているので高度な戦闘が可能になります。ウクライナの様に簡単に日本の防空システムを突破するのは困難です。また隊員の練度も高く、アメリカのヤキマ演習場におけるミサイルの迎撃訓練では、ほぼ100%の迎撃率を出してアメリカ軍に高い評価を受けています。

パトリオットミサイルもアップグレードが進み現在はPAC3MSEと呼ばれる、弾度ミサイルや敵航空機にも対処できる最新版に更新されつつあります。

私達の平和の暮らしの影には自衛隊の努力がある事を忘れてはならないのです。

※画像はイメージです。

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