旅客機が第二次世界大戦のヨーロッパ上空にタイムスリップしてしまいドイツ空軍に追われるパニックムービー「エアポート2015」
21世紀の旅客機とドイツ空軍の戦闘機の対決もある本作を紹介します。
タイムスリップした旅客機
本作の主な舞台となるのはアメリカのダラス発ロンドン行の旅客機IA42便
IA42便は突然の悪天候に巻き込まれ機器が異常を起こす中をIA42便は飛行を続けます。
しかし乗客が窓から見える外の光景に気がつきます。
街が爆撃を受けている光景でした。
その爆撃をしている機体が第二次世界大戦のドイツ軍爆撃機Ju88やHe111だと歴史の専門家は特定します。
当然このドイツ軍機が21世紀の世界で現役な筈はなく生産は1945年で終わっている。歴史の専門家である二人はIA42便の機長へタイムスリップしたのではと教えに行きますが機長は取り合わず歴史家を席へ戻します。
しかし機長も管制塔と通じない通信状況などで異常事態が起きている事は察していました。
襲いかかるMe262
IA42便は外部との連絡が取れない状態に陥っていました。
そんな状況で唯一繋がった通信で日時を確認するとIA42便が飛んでいるのは1940年の世界だと言われ機長はより困惑します。
一方で歴史家以外の乗客にも飛行しているのが第二次世界大戦の時代だと気づいた男が「ヒトラーを倒そう!」と言い出し同乗していた軍人と客室乗務員で取り押さえる混乱も起きます。
残る燃料も心細くなるばかりです。
そこへ最大の危機が訪れます。
1940年には無いはずのMe262の編隊がIA42便に近づき銃撃を始めるのです。
武装は無い旅客機はMe262の手から逃れられるのか?
そしてIA42便は21世紀に戻れるか?
B級だが楽しめる
航空パニック作品であるエアポートシリーズの1つである本作
まさしくB級作品なのですが今が何の時代か手探りで確認し戸惑うと言うタイムスリップものの醍醐味を押さえて敵役にM?262を登場させ21世紀のジェット旅客機でもピンチになると言う流れは面白いです。
旅客機がMe262にいかに立ち向かうか見るだけでも(むしろそれを確認したくて見た)良い作品だと思います。
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