平和の為に鬼になる!?漫画「売国機関」

戦争の終結によって生まれた平和
その平和や安定を崩そうとするのを防ぐ特務機関「オペラ座」、そのオペラ座の活躍を描く
「幼女戦記」のカルロ・ゼン原作で品佳直作画による漫画「売国機関」を紹介します。

戦争が終わっても混乱

舞台は連邦や王国との戦争が終わって1年になる共和国です。
その共和国は大国である連邦と王国に挟まれ、先の戦争もその二国の対立に巻き込まれる形で国土が戦場となった。

戦争は共和国の頭越しに連邦と王国によって手打ちとなり終戦
戦争はおわったものの、共和国の国民には連邦と王国に平和を強制されたと反発する者達が居た。

この反発によって平和が乱されるのを防ぐ為に特務機関が作られます。
それが軍務省法務局公衆衛生課独立大隊、通称「オペラ座」です。
ヨランダ・ロフスキ少佐を隊長にオペラ座は共和国の平和を守る為に戦いますが、連邦と王国に強制された平和を守るせいか、「売国機関」とも呼ばれる。

特務機関オペラ座の新人

そんなオペラ座に新人が配属されます。
士官学校で首席のモニカ・シルサルスキ少尉です。

隊長のロフスキは実戦経験の無いシルサルスキが配属される事に反対しますが、渋々受け入れます。
とはいえ、シルサルスキが放り込まれたオペラ座は新人にはハードな所です。
捕らえた不穏分子の精神を壊す拷問、軍内部の内通者の捜査と特殊な現場を目の当たりにします。

ロフスキにしても街頭のデモ隊を目撃するとシルサスルキに「あの豚共をひき殺せ」と豹変します。
シルサルスキにとっては驚く事ばかりのオペラ座

しかし、拷問や同じ軍内部でも疑いの目を厳しく見るオペラ座
そこまでヨランダ・ロフスキが容赦ないのは、先の戦争で多くの犠牲が出たのを目の当たりにしたからです。

塹壕貴族と呼ばれる戦場帰りの兵士達
その呼び方を誇る彼女は祖国を再び戦場にさせ無い為に強制された平和でも守るのです。

特務機関の暗闘

戦後を舞台にした軍の特務機関を舞台にした作品ですが、軍内部や連邦や王国との駆け引きを行うスパイものや情報機関の登場する作品の面白さがあります。
戦場帰りとして、鬼のように平和を守る美人隊長のロフスキの孤高さも魅力的です。
特務機関や情報戦の暗闘のような作品が好みの方にお勧めできる作品です。

(C) 売国機関 品佳直 カルロ・ゼン 新潮社 BUNCH COMICS

最新情報をチェックしよう!