この作品の評価は低い
AmazonでのDVD版は五つ星評価で星1つが77%
Yahoo!での評価も5点満点で2.33点
戦争映画で悪評な本作はどんな作品なのか?
舞台は第二次大戦末期のアルデンヌだけど
本作は第二次世界大戦の西部戦線でドイツ軍が行ったアルデンヌ攻勢(ラインの守り作戦)を舞台にしている。
その作戦に参加する武装SSの隊長ブラウンが主役だ。
東部戦線も戦った歴戦の部隊に与えられた任務は米軍の拠点を攻略して戦車部隊の為の燃料を確保する事だった。
前線の米軍を攻撃して撃退したものの、燃料の確保はできなかった。
司令部の命令でブラウンの部隊は米軍が守りを固める街へ進軍するが・・・
と言う内容です。
まず本作でアレ?と思うのはアルデンヌ攻勢またはバルジの戦いなのに雪が一欠けらも無い。
秋ぐらいに見えるけど12月のアルデンヌ攻勢の状況とはかけ離れている。
また作中全体にある安っぽさが「プライベートライアン」や「スターリングラード(2001年版)」などで目の肥えた戦争映画ファンには不評だった。
この作品は楽しめるか?
本作を評価または紹介しているネット上の情報で書かれる通り「リエナクトメント」と呼ばれる当時の格好から銃器・車輌も集めて戦いを再現するイベントを映画に仕立てたのではないかという推測だ。
では最低の作品なのか?
映像美はショボイ爆発や発砲炎もあって程遠く、役者の演技力も高いとは言えない。
しかしこの作品は動くSd.Kfz.251やマルダーⅢ自走砲とドイツ兵達が動くシーンが見られると言う意味では貴重に思える。
他にもⅣ号駆逐戦車やアメリカ軍側でM4中戦車やM18駆逐戦車も登場したりと動く第二次大戦の車輌を観れる点が良いところと言える。
映画では無く映像で見るリエナクトメントと言う日本人の感覚だと同人作品として見れば肩肘張らずに見られる作品だと思います。
でも、やっぱりマニア向け作品と言う事に変わりが無い。
(C) 1999 パンツァー鋼鉄師団 パイオニア
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