ポール・ローガンだけではない、若者の度が過ぎる行動

アメリカブロガーのポール・ローガンが自殺の名所として知られる青木ヶ原の樹海で撮影した遺体の動画を撮影・投稿した事でネット上で彼の事が炎上したのは皆さんもご存知だろうが、実際のところ彼のした事は彼だけに当てはまらないのだ。

彼の以前に投稿されたYouTubeのビデオを見ると、中学生がするような悪さ、いたずらをしてはそれを楽しんでいる。正直子供だなとか、精神年齢低いなとしか思わない。

だが、そういうバカな事ばかりをしてる彼になぜ何千万人ものフォロワーがいたのか?アメリカの10代から圧倒的に支持を得ていた彼は、アメリカ人の若い世代とSNSによる瞬時の情報伝達による少し悲しい事実と言っても過言ではないと私は思う。
今回は遺体を編集させずに載せてしまった彼。だがその事件以前の彼のページは、いたずらや度が過ぎる事をYouTubeに投稿する度に増えていったフォロワーの数。

もっと、もっとと欲を出してしまうのが人間だと思う。それは彼に限らずSNSを良く使う若者世代に多く当てはまるのが事実。もっと”いいね”が欲しい、もっと色んな人に見てもらいたい、たくさんシェアされればされるほど自分がSNSで人気者になり、学校や友達の間でも人気者となる。

しかし、もっといいねが欲しい、面白いビデオを投稿したいというのは何も10代に限らないのである。それは実際に私のSNS上で起こった事が私に多くの若者がSNSに半依存しているのでは無いかという事を思い知らせてくれた。

私の旦那は軍人という事もあり軍人と関わる事は普通の人より多いし、実際私のSNSには多くの軍人さんとその家族がいるのが事実。ある日なんとなくSNSをチェックしていたら、私は数日前に軍人さんが投稿したビデオを見つけた。

私の住んでる基地の近くにある飲み屋街は、昼間は閑散としているが、週末の夜になるとアメリカ軍人たちが飲みに出てくるのだ。夜になると賑やかな通りになる。飲みに出てくる若者の主な目的は友達と飲んで楽しい時間を過ごしたり、独身の者たちがワイワイ騒いでいるのだが、やはりお酒が絡むと人間は本性が出やすくなるので、もちろん喧嘩や何らかのトラブルもない事は無い。

その動画は何が原因で喧嘩しているのかはわからなかったが、喧嘩している男二人を笑いながら録画されていたのだ。最初は私もバカだなと思ったがよく見ると、その録画している周りの人たち数名も笑いながら男らの喧嘩を録画していたのだ。喧嘩している男たちはかなり酔っている様に見えたからか、喧嘩自体は激しくなく、特に怪我や流血などは無い様であったが、私は周りの笑いながらただ録画している人たちに落胆した。

彼らは同じ軍人同士。軍人は規則も厳しいし、何かしら困っている人は助けるという考えや基本的な応急処置ん等、やはり軍人として必要な事はブートキャンプ(新兵訓練)でとことん教えられているのに喧嘩を止めてあげようという考えより、あ、これ面白いぞ、SNSに載せたらウケるという気持ちが先に出たのである。

それはそれで喧嘩自体が激しく無いからかなとも思ったが、そういえばと思い返すと同じドブ板通りで1年程前に泥酔した日本人が、これまた泥酔した日本人(彼は立てずに地面にうつ伏せ状態)の顔面に殴る蹴るの暴行を繰り返したのを思い出した。この時は、地面にうつ伏せだった日本人はひどく顔面から出血しており、意識もあったのかわからない程であった。

正直救急車を急いで呼ばないと命や脳へのダメージがすごく心配であったが、周りを歩いていた日本人、アメリカ軍人は何も見ていないかの様に素通りする人と、数名は録画して、誰か警察呼んでと周りに言っていた。その場にいた彼らには、一方的な暴行を止めるのより、意識朦朧としている彼を助けるより、人気のある動画を収める方が大事であったのだ。
そういう事を踏まえると、何もポール・ローガンだけに限らず、チームワーク、助けが必要な人を助ける事を

え込まれている軍人でも人気のある動画を撮る事を優先してしまうという事は、ローガン・ポールの行動は哀しくもSNSに依存する若者の象徴ではないかと思う。


アンダギー
沖縄出身。アメリカ基地に囲まれて育ち、自然と英語が話せる様になりたいという気持ちからベース内で仕事をし、軍人の旦那と出会い結婚しました。ミリタリーの武器などは詳しくありませんが、アメリカ軍関係の友達が多いのであまりミリオタさんに知られていない事を知ってるかも!?

※画像はイメージです。

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