フロリダ半島の先端とプエルトリコ、バミューダ諸島を三角に結んだ海域。昔からこの海域を航行する船舶や航空機が謎の失踪を遂げる怪事件が頻発している。
その名はバミューダトライアングル。
世界的な謎の舞台として知られるこのエリアは一体何なのか?
バミューダトライアングルとは?
アメリカ合衆国フロリダ半島の先端と大西洋に面するプエルトリコ、バミューダ諸島を三角に結んだ海域。
この海域では、古くから船舶や航空機とその乗組員が跡形もなく消えてしまうという、なんとも信じがたい事件が頻発しているエリアです。
行方不明になった船や航空機は100機以上とされ、乗務員に至っては1000人超と、通常の事故ならばとうに発見されているであろう数に上っています。
またその面積は130万k㎡。
大西洋の全面積と比較しても狭い海域で別名「魔の三角地帯/魔の三角海域」などと言われています。
有名な事件
1945年12月5日に起こった「フライト19事件」というのは有名です。
この事件は、アメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機とその搭乗員14名が訓練飛行中に消息を絶ったというものです。
2015年10月にはアメリカの貨物船が消息不明となり、乗務員は一人として発見されず、船体だけ見つかったという奇妙な事件があります。
そのほかには、軽飛行機や小型機がレーダーから突如として消え去り、機体の残骸や搭乗員の遺体は欠片すらも見つからないという怪事件が続いています。
どの事件も「前兆がない」というのが特徴であり、自然的な現象と考えにくいというのが怖いところですね。
失踪の原因として考えられるもの
代表的ないくつかの原因とその理由について検証します。
- 海上竜巻やハリケーンなどの気象的要因によるもの
実際にバミューダトライアングル周辺では年間500件ほどの海上竜巻が発生しており、失踪の原因として有力 - 磁力異常説
バミューダトライアングルでは、磁力の異常が起こっているとされる説で、重力の異常によって機体や船体が事故を起こしているという説 - 超常現象説
UFOや宇宙人によって危害を加えられたなどの、オカルトの側面から考察をする方もいます。
実際にメキシコや南アメリカなどのUFO多発地帯に近いことから、関連性を感じてしまいますね。 - ブラックホール説
バミューダトライアングルには、異世界につながるブラックホールが存在しており、海水のみならず、ホールの上の航空機などを吸い込んでしまうという説です。 - 跡形がなく消えてしまったという証言があることから、考えられなくもない説ですが、もっと自然的な現象が失踪の原因ではないかと考えてしまいます。
バミューダトライアングルの真相
この海域でおこる不可思議な現象の数々はいまた多くの謎を残して解明されていません。
世界には、謎の失踪事件がたびたび起こる不可思議な領域が多数ぞんざいしています。
アラスカトライアングル、ドラゴントライアングルなど、海だけでなく、陸地や大陸でも存在しています。
今後、詳細な調査は進むとは思いますが、現人類の叡智や科学力では到達できない現象なのかもしてませんね。
※画像はイメージです。
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