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手軽に熱いバディものを遊ぼう!1人鬼血盟RPG「人鬼血盟RPGブラッドパス」

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人鬼血盟RPGブラッドパスは人間と吸血鬼が「血契(ちぎり)を交わし」「血盟(けつめい)」と呼ばれるペア(もしくはトリオ)を組み、大量の吸血によりエゴを肥大化させ、人と吸血鬼の双方に仇なす存在となり果てたもの「業血鬼(ごうけつき)」と戦うTRPGです。

「銀剣のステラナイツ」「ガーデンオーダー」など、プレイヤーキャラクター同士でペアを組んでプレイする「バディもの」とも呼ばれるTRPGがここ数年増えてきましたが、中でも筆者一押しのバディものTRPGはこの「ブラッドパス」です。

目次

シンプルなシステム

ブラッドパスの判定はとてもシンプルで、判定にダイスではなく、トランプを使用します。
キャラクターごとに設定された能力値にカードの数字を足すだけです(絵札など、一部のカードは数字を読み替えます)。しかも能力値は一つのキャラクターにつき主能力値2つと、耐久力と素早さを表す副能力値2つ、合計4つしかありません。

主能力値自体は全部で4つあります。それぞれトランプのスートに対応しており、カードのスートの能力値+カードの数字の合計値で判定します。

しかし4つの主能力値全てを持っているわけではなく、人間と吸血鬼で2つずつ別のものを分けて取得する形となります。

取得できるものは人間か吸血鬼かで決まっており、

  • 吸血鬼→「血(ハート)」「想(ダイヤ)」
  • 人間→「技(スペード)」「情(クラブ)」

です。

持ってない能力値は0として扱われます。

ブラッドパスで判定が必要になるのは主に情報収集ですが、ここでは15以上を出さなければなりません。対応するスートのカードを持っていなければ判定にはまず成功しないでしょう。

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パートナー間で手札を入れ替えられる「吸血フェイズ」

では、吸血鬼が黒スートをひいてしまったら、もしくは人間が赤スートのカードを引いてしまったら使えないからもったいないけど捨て札にしないといけない…というわけではありません。カードを取っておくとあとでいいことがあります。

「ブラッドパス」には「吸血フェイズ」というものがあります。これは1セッションに1回、クライマックスの戦闘前に必ず行われます。これを行うと、吸血を行なった血盟は手札を自由に入れ替えられます。人間は自身では手に余る赤のスートのカードを吸血鬼に。吸血鬼は上手く使いこなせない黒のスートのカードを人間に渡せるわけです。

やり方としては、吸血鬼が人間から何らかの方法で「吸血」を行うロールプレイをします。吸血のやり方はいろいろあります。必ずしも、吸血鬼が出てくる作品でよく見かける様な首筋などの体の一部にかみついて血を吸うロールプレイでなくても構いません。身体の一部に傷をつけて、その血を器に貯めて吸血鬼が飲むなど演出は自由です。パートナーのプレイヤーと相談して、あなたたちらしい吸血シーンをロールプレイするといいでしょう。

手札交換の機会はかなりあるので、吸血フェイズの頃にはお互いにどこかで高い数値のカードを引いているはずです。吸血フェイズまで取っておいて、強力なカードを相手と交換しましょう。その上で業血鬼との戦いに臨めば、勝率はグッと高まるはずです。

相手との関係性を決め、キャラクターを深められる「痕印」「約束」の存在

さて、ブラッドパスはただ吸血鬼と人間がペアを組んで戦うだけのTRPGではありません。
血盟(ペアもしくはトリオ)を組む際に、2人(3人)はどんな血盟なのか、パートナーとなるキャラクターのプレイヤーと話し合って決めます。

お互いが互いをどう思っているか。

これは人間と吸血鬼だけでなく、トリオの場合は吸血鬼同士でも決めます。ただし、吸血鬼と人間のあいだの場合、相手がどう思っているかによって「痕印(こんいん)」というあざ状のものが体に浮かび上がります。「痕印」の形状は相手からの感情によって現れる場所と形が変わるため、相手からどの様に思われているか、(例えキャラクターが隠したがっていても)キャラクターの目線でもわかってしまいます。

吸血鬼が人間と契約するにあたり、人間に対して課した「約束」

これは吸血鬼のプレイヤーが人間のプレイヤーに提案します。例えば「兄さんと呼べ」という約束をすれば、人間は吸血鬼のことを「兄さん」と呼ぶことになります。また、

(トリオの場合のみ)吸血鬼同士での約束事「協定」

トリオの場合は人間一人、吸血鬼二人になります。吸血鬼同士の約束事も決めます。戦いでの役割分担や、互いのプライベートに立ち入らない、など、これまた様々です。

このように、相手との関係によって決まるものがいくつかあるため、必然的にセッション開始前に血盟を組んだ相手との話し合いが必要になります。そして話し合う段階で、「私のキャラクターってこんな感じのものかも」という具合に、自分と相手のキャラクターについての理解が深まり、ロールプレイの手がかりともなるのです。

お互いの理解を深め、戦いやすい状況を作り、力を合わせて業血鬼を打ち倒そう

本作の敵である業血鬼は、血盟を組んだ吸血鬼と人間でなければ太刀打ちできないほど強力な存在です。吸血をしなければまともに戦うこともままならないでしょう。しかし、キャラクター作成段階から話し合いを通して互いを理解し合い、吸血で互いに使いやすい手札を交換した血盟ならきっと打ち倒せるはずです。

友達とペアを組んで戦うTRPGがやってみたいと思ったら一度遊んでみてはいかがでしょうか。

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人鬼血盟RPGブラッドパス (C) 2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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