この話は、かつて衝撃の出会いを果たしたレースゲームのお話しです。
90年代、中学生の頃はゲームセンターが大好きでよく通っていました。地元のゲームセンターには、今のような3Dゲームはありませんでした。そして94年、そのゲームを目の当たりにした時、激しい衝撃を受けました。
3Dレースゲームの金字塔現る
それがセガのレースゲーム「デイトナUSA」。
3Dのフルポリゴン、60フレームの滑らかな動き、ストックカーの激しいレースバトル、ボーカル入りの軽快なBGM、何もかもが衝撃的でした。おまけに今のような汎用型筐体では無く、50インチの大画面モニターを有するDX筐体だった為、その存在感抜群の筐体にただただ魅了されました。
デイトナUSAの魅力
リリース直後は1回200円という値段設定にびっくり。学生の身分には中々厳しかったです。初めはプレイする度に躊躇っていたのですが、だんだんハマってしまい、その後はお金を湯水の如く使っていったのです。
このゲームの1番の魅力は、操作性が独特で難易度が難しい。ハンドルは重くとにかく曲がりません。初めはクラッシュのオンパレードでした。敵車はこちらに平気で突っ込んでくるし、コースも初級コース以外は非常に複雑です。それでもプレイし続けていくとだんだん操作に慣れ、ドリフトが出来るようになって急カーブを綺麗に曲がれるようになると、爽快感でいっぱいでした。
新しい時代のゲーム
今までのレースゲームも楽しかったです。しかしこのゲームは色々な意味で別物でした。
画面から放たれる迫力のある3Dグラフィック、迫力のサウンド、手に汗握るレースシーンは新しい時代のゲームなんだと確信しました。
ストックカーレースが人気なアメリカでは、2019年になった今でも現役で稼働しており、広いファンに今なお愛されているようです。日本国内のゲームセンターからはすっかり消えてしまいましたが、もし見つけることが出来たらまた遊んでみたいです。
デイトナUSA (C) SEGA
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