残されていた日記に書かれていた事

自衛隊に入隊して4月に入ったころでしょうか・・・少し分隊についてお話します。

自衛隊には師団があって大隊、中隊、小隊とあるのですが、この末端にあるのが分隊です。
分隊には分隊長、分隊士とおりその下に班長がいます。この班長は3曹(嘗ての伍長)、あるいは2曹(嘗ての軍曹)が居てこの班長が士で入隊した我々に教育的指導を施すわけです。所謂・・・鬼の班長・・・むかしは、古年兵といわれる上等兵がそれを担っていたようですが、時代が変わり今の士長(つまり古年兵)が床を映画のように共にして新平を虐めることはなく、その役割は班長となりました。

ただ海自と陸自で若干違うとすれば船で活動するので、大隊とか中隊という概念はどちからというと陸自で、海上は陸上警備任務出ない限りこの概念があまりないのです・・・まあそれはさておき

士も曹候補士も三か月の教育機関があります。この期間に基本的な動作や、知識などを勉強するのですが、いわゆる学校が課業ということになります。実は4月ぐらいからこの班長との間で日記というのを書かされることとなります。

これは結構重要なことで、その日にあった反省や出来事を細かく班少し言いそびれましたが、分隊には班が存在学校でいうクラスの班と思ってください。その班の長が班長でこの班長と教育機関密になるのですが・・・この日記。当然我々世代の日記でだけではなく、卒業していった人の日記も当然あります。学校で使う机にも、自習室にあるのですが、この自習室にこの曹候補士だと思われる人の日記が放置されていましたので、早速見ることにしました。

入隊して数週間目一体どういうことが書いてあるのか、仲良くなった同じ同期と一緒に見ると「女性隊員に声をかけあっけなくふられた」と書いてあり、班長から「ばかもの」と返されており・・・わっと笑いが起きます。

楽しい事ばかりでなく、日記には深刻なことも書かれています。
「自分のミスで分隊全体が責任を負わされた」とかいており、いわゆる「もうだめだ」というやや深刻な内容の文面でありました。そこで当時の班長だと思われる人から「直ちに班長室にこい」呼び出しをかけられていました。
この文章はこれから自分たちも非常にかかわることで、心境が察しがつきました。

当時から連帯責任というのをしっかり教育されました。
自分がそういう仕打ちになるのはいいんですが、仲間もそれに付き合わされるのが軍隊生活なのです。次第にこうした追い込まれた状態精神状態になります。
さっきまで笑っていた人たちもこれは他人事ではないと・・・実感させられる日記でした。

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