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嫌われていた上官にまさかの?

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この話は私が小学生のころおじいちゃんから良く聞いた話で、戦時中おじいちゃんがビルマにいたときに起こった話です。

目次

過酷を極めたビルマでの生活の中で

おじいちゃんは戦時中ビルマで過酷な状況に立たされていたようです。
特に太平洋戦争末期は日本軍が不利な状況となったこともあり、物資も不足してかなり大変だったそうです。
重い荷物を背負って何十キロもの行軍をしなければならなかった時に、精神的にも肉体的にも辛く時には歩きながら寝ていたこともあるぐらい辛かったようです。

そんな過酷な状況の中だからこそ、上官の態度が偉そうとか気にくわないといったことがあったようで、仲間内でも上官のことが嫌いな人が多かったと聞いています。
自分たちは重い荷物を背負って過酷な状況にいるにも関わらず、上官は荷物を持たなくて良かったようなのでとても楽に見えたそうで、行軍中上官から叱責されると、仲間同士で目を合わせてお互いに上官への嫌悪の意思を示していました。

上官への仕返し

そんな過酷な行軍中でも休憩時間があり、心も体も休まる一時で上官も帽子を取ってひと眠りをしていました。

もちろんみんな肉体的に限界を迎えているのですぐに眠りについてしまうのですが、その日は雨が降っていたこともあってみんなで上官への仕返しを考えたようで、寝ている上官の帽子をコッソリ持ち去り、帽子に小便をかけました。

雨で濡れているので気が付かれることがなく、休憩が終わると上官は何事もなかったかのように帽子をかぶり再び行軍に戻ったようで、その様子を見て当時は笑いあうことはできなかったのですが、みんなで目配せをして面白がっていたようです。

過酷な状況の中でも仲間内には絆が生まれていたのだと思いました。

※画像はイメージです。

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