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江戸城の秘密~自然の宝庫~

江戸城について調べていて、興味深かったことをご紹介しますね。

江戸城は太田道灌が築城した小規模の館みたいな城を、徳川家康が大きく改修して現在の皇居の規模にしたものです。
そしてあたりを埋め立てていって江戸城の城下町としてどんどんと広くなっていき、江戸時代にはもう当時のロンドンやパリと並ぶ大都市に。
しかし現在の皇居は大都会のど真ん中にありながら、自然の宝庫となっているそうなんです。

現在皇居として使用されているのは、江戸城の西ノ丸のあったところで、本丸跡は公園になっているのですね。
そして皇居の吹上御所のあるところは、江戸時代は庭園だったが、明治後に皇居となってからは賢所とかも作られ、昭和天皇のお若い頃は小さなゴルフ場もあったとか。

昭和12年に昭和天皇がゴルフをやめて芝生の手入れをされなくなった後、武蔵野の自然の復活を希望されて、昭和23年(1948年)以降に武蔵野に生育している植物が人工的に移植されたので、今では皇居の吹上御苑は野生の植物の天下となって、まさに武蔵野の自然を思わせる光景の森が出来上がったというわけです。

ということで、大都会の東京のど真ん中に皇居の森という自然そのものの空間が出来たために、東京都心部のヒートアイランド現象の軽減化につながっているのですね。

昭和天皇も上皇陛下も生物学者でいらっしゃるので、その方面の関心も高く、平成8年度(1996年度)から平成11年度(1999年度)にかけての調査専門家による調査や研究もされているということで、NHKでドキュメンタリー番組として特集したのを見たこともあります。

信じられないほど巨大な木が多く植わっていて、カブトムシとか珍しい昆虫なども取り放題、江戸城が出来たころからずっと代々住んでいるモグラとか、元禄時代に植えられた巨木のケヤキも残っている、11代将軍徳川家斉が全国から名所の松の苗木40本を集めて植栽したなかで、今は5本だけ残っているとか。

そして皇居の道頓堀に生息しているギンブナと、遺伝的に全く同一のギンブナが広島県の河川に生息というのは、江戸城築城に当時広島藩主だった福島正則が関わったのが関係あるかもと思うのですが、あの深い森の景色は、歴史ファンにとって江戸時代の名残が感じられて、ぞくぞくするほどの不思議な魅力がありました。

※画像はイメージです。

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