自衛隊に入ると教育機関三か月ある訳ですが、この期間で極めて厳しい扱いを受けるわけです。
昔の映画で古年兵(上等兵)が新兵を虐める光景がありますが、現在では班長がその役割になっているのです。
班長とはおおよそ三層か二層の人達で、分隊を詳しく言うと、2尉(分隊長。中尉にあたります。数字が小さくなっていくほどに偉い)である、分隊長がおりその下に分隊士が居て曹長がいるんです。
その下が班の班長となり、おおよそこの人達が教育指導にあたります。
階級章の縫い付けから、ベットメイクまで厳しく指導にあたる筈で指導どおり出来ないと連帯責任を取らされる事です。
課業がやっている最中は勿論、自由時間などほぼありません。絶えずタンカ(靴)を磨いたり、洗濯なども自分でしなければなりませんしアイロンかけでしっかり制服のしわも取らなければなりません。
私からすると本当に教育生に対して愛情をもってしている班長と、全くそうでない人に完全に分かれるんです。
船(学生は海士館と呼ばれる校舎で授業をします。ここが船となる訳です)の中は密室なので、何が起きるか解らないです。
挨拶の仕方が最初よく間違える訳ですが、その時はとんでもない目にあいます。
かなりおっかないイメージを持たれているとは思いますが、これから入隊する人はこうした事を頭に置いておくといいと思います。
上陸したときには楽しい事もあるのですが。いい班長に当たるかそうでないかは入らないと解らなくて、運不運があります。
※画像はイメージです。
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