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米海軍のF/A-18とはどんな戦闘機なのか?

公開されている映画「トップガン~マーヴェリック~」
この映画で登場する戦闘機がF-18ホーネットです。作中で米海軍の戦闘機として登場するF-18は、戦闘攻撃機を意味するF/Aが名前にあるF/A-18です。
F/A-18どんな戦闘機なのでしょうか?

目次

空軍の試作機から開発

1970年代、米海軍はF-4ファントムⅡからF-14トムキャットに戦闘機を更新しつつありましたが、F-14を調達し続けるのは予算的に厳しいものがありました。
海軍のみならず海兵隊の持つF-4も更新する必要性もあり、予算と必要な機体数は大きな問題です。
そこで米海軍はF-14よりも価格の安い新たな戦闘機を求めます。

その戦闘機は攻撃機の能力も併せ持つ戦闘攻撃機です。しかし、米議会はゼロからスタートする海軍の計画に反対します。代わりに米空軍の戦闘機計画で作られた戦闘機の採用を勧めます。
この空軍で開発された戦闘機がYF-16で、F-16となる機体です。
しかし、海軍は空軍が採用しなかったYF-17を採用します。

この理由はYF-17はエンジンが双発で洋上を飛行する際のエンジントラブルに関する安全性が高い、YF-16よりもYF-17の方が機体が大きく様々な装備品を装着しやすい点で選ばれました。

YF-17 Cobra
■ YF-17 Cobra
United States Air Force, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由

艦上戦闘機として開発

空軍の戦闘機として作られたYF-17を海軍が空母で使用する艦上戦闘機に仕立てる必要がありました。
その仕事を任されたのがマクドネル・ダグラス社でした。
マクドネル・ダグラス社はSBDドーントレス艦上爆撃機やF-3Dスカイナイト艦上戦闘機・A-4スカホーク艦上攻撃機など、艦上機を開発した経験を持つ航空機会社です。

艦上機の仕様以外にも、機体を改造して航続距離を伸ばす為に燃料搭載量を増やすべく胴体の幅が広げられ、レーダーを搭載する為に機首は大きくなった。
こうしてYF-17を改造したF/A-18は1978年に試作機が完成しました。

速さよりも多機能

F/A-18の最高速度はマッハ1.8です。空軍のF-15やF-16にソ連のミグ29がマッハ2級の戦闘機が開発されている中でF/A-18の最高速度は遅い方だと言えます。
これは空中戦で速く飛び回るのではなく、1000ポンド爆弾4発に空対空ミサイル2発、増槽3本を装着して出撃できるようなタフな多機能さが求められていた。

そんなF/A-18が実戦に出たのは1991年の湾岸戦争からです。
湾岸戦争でF/A-18はイラク軍の防空レーダーや航空基地を爆撃し、ミグ21戦闘機も撃墜する戦果を挙げた。
戦闘機としても攻撃機としても十分な能力を見せたF/A―18は現在も米海軍の戦闘機として飛び続け、更なる機体の大型化による燃料タンクの容量増加によって航続距離を伸ばし、電子機器が内蔵できるスペース確保など速さよりも多機能さをより追及したF/A-18E・Fスーパーホーネットが採用されている。

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