呉に豪フリゲート艦「ワラマンガ」入港

11月6日に広島県呉市の海上自衛隊呉基地にオーストラリア海軍のフリゲート艦「ワラマンガ」が入港しました。
珍しい外国艦艇の寄港を見に行きました。

目次

フリゲート艦「ワラマンガ」

「ワラムンガ」は「アンザック」級フリゲート艦の3番艦で2001年に就役した艦です。

全長117.5m、基準排水量3.300t、最大速力27ノット
武装は主砲は127ミリ単装砲が1門、4連装対艦ミサイル発射装置が2基、8セルのVLSが1基、20ミリ機関砲CIWSが1基、3連装短魚雷発射管が2基

日本の護衛艦だと「あぶくま」型(全長109m、基準排水量2000トン)が大きさでは近いですが、「アンザック」級は広い海域での運用を想定し、オーストラリア海軍の主力艦艇に位置づけられている。
近年では「アンザック」級の後継艦が計画され、BMD(弾道ミサイル防衛)の能力があるイージス艦になるとも言われている。

電車内で遭遇

「ワラマンガ」の呉来航を知ったのは11月6日の呉から帰る呉線の車中でした。タブレットで見るTwitterのタイムラインに「ワラマンガ」が呉へ向かっているとある。

船舶の位置情報が見られるサイトで確認してみる。丁度乗っている電車とすれ違う位置に「ワラマンガ」が来ている。
JR呉線かるが浜駅で列車が停車している時に「ワラマンガ」が見えました。
江田島とかるが浜に挟まれた広島湾の水道をゆっくりと進む「ワラマンガ」はデータ情報から目に見える物と実感できて胸が熱くなりましたね。

こうして呉へ「ワラマンガ」来ているのが分かり、翌日の11月7日に再度呉へ向かうのです。

「ワラマンガ」呉来航

呉港から出発する艦船めぐりと言う遊覧船に乗り、海上自衛隊呉基地に停泊する「ワラムンガ」を見に行きました。
その「ワラマンガ」が見えた時に接岸している埠頭で走る乗員らしき人達が見える117mの「ワラマンガ」の前を周回するランニングをしているようだった。

艦船めぐりの遊覧船が近づくと、「ワラマンガ」の乗員が手を振ってくれるフレンドリーさがありました。
外から眺める「ワラマンガ」は中央から延びるマストに銀色のチューリップのつぼみを思わせる物が目立つ。
これはオーストラリア国産のアクティブ・フェイズドアレイ・レーダーだ。これは2014年から2015年にかけて行われた対艦ミサイル防衛を強化する為の改修により設置された。

天候に関係なく任意の場所を捜索、探知ができるこのレーダーを改修によって装備した「アンザック」級は高い探知能力を有する艦なのだと見て取れる。
では、そもそもオーストラリア海軍の「ワラマンガ」が来たのは何故か?

海上自衛隊や報道を見ると補給と休養の為とされ、11月6日から11月10にまで呉に停泊していました。
「ワラマンガ」は今年の8月にグアムやフィリピンの太平洋で行われた日米印豪の共同訓練「マラバール2021」に参加していました。
今年は9月にイギリス空母「クイーン・エリザベス」が横須賀へ入港し、フランスやドイツの艦艇も佐世保や東京に来ました。

「ワラマンガ」もそうしたアメリカ海軍以外の海軍による海上自衛隊との交流に来たのです。呉では護衛艦「あぶくま」がホストシップになり、「ワラマンガ」を歓迎しました。

(参考資料)
「いさくの艦艇モデルノロヂオ」岡部いさく著 イカロス出版

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