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ガールズ&パンツァー最終章に登場するフランス戦車を解説

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公開が始まった「ガールズ&パンツァー最終章」の第1話で新たにフランスの戦車が登場しました。
登場する3種類の戦車について紹介します。

目次

ガールズ&パンツァーとは?

女性の武道として戦車に乗り試合で戦う戦車道がある現代日本が舞台のアニメで戦車道には素人の女子高生チームが全国大会で奮闘すると言うストーリーです。

2012年に放送された本作は大ヒットしてOVA版・劇場版と続編が続き最新作として最終章が今年公開されました。
今回の最終章から新たなライバルとしてBC自由学園が登場します。
フランスをイメージした学園なのでフランスの戦車が登場するのです。

ソミュアS35

第二次世界大戦でフランス軍がドイツ軍と戦った主な戦車がS35です。

作者 Hohum (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 3.0], ウィキメディア・コモンズ経由

ソミュア社が開発したS35は車体前面の装甲が35ミリで砲塔には56ミリの厚さで鋳造による丸みのある車体は砲弾を弾く避弾経始の効果がありました。
武装も47ミリ砲で速さは最大45km/hと1930年代に作られた戦車としては攻撃力も防御力も機動力も揃った強力な戦車でした。

(C)GIRLS und PANZER Projekt

しかしドイツ軍のように戦車をまとめた機械化部隊としての運用では無く分散して歩兵部隊の支援に使った事でドイツ軍を食い止める事はできませんでした。
フランス降伏後はドイツ軍が接収しました。治安部隊でパルチザンとの戦いに使用された。

ARL44

1940年にフランスはドイツの侵攻に負けて降伏します。
占領下のフランスはドイツに従うヴィシー政権の下で密かに新しい戦車の開発をしていました。
それがARL44です。

作者 MWAK (投稿者自身による作品) [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由

港や飛行場で使う除雪車輌などの開発を名目に開発が進んだ。
車体はB1重戦車を元に作られたARL44は第二次大戦後も開発が続けられ90ミリ砲を装備し装甲は最大120ミリと強力な戦車となりました。

しかし運用された期間は短く1950年に部隊配備をされて1953年には退役しています。変速機など走行に関する部分に問題があり最大速度も35km/hと遅かった。
フランス軍はARL44に代わり同じ90ミリ砲を装備するアメリカ製のM47を導入する事になります。

FT-17

FT-17は戦車の歴史において記念すべき車輌だ。

By Hohum (Own work) [CC BY-SA 3.0 or GFDL], via Wikimedia Commons

戦車がマークⅣやサン・シャモン突撃戦車にA7Vなど大きな車体に砲を装備した自走砲のような形から回転する砲塔を載せた今の戦車の形になった最初の戦車だからです。
各国はFT-17の先進性からFT-17を買い配備します。

アメリカ軍はFT-17の戦車部隊で第一次世界大戦のフランスに遠征します。その戦車部隊の指揮官として大尉であったジョージ・パットンがFT-17乗っていました。

日本も戦車の資料として大正時代に輸入して昭和の満州事変では実戦で使われました。
性能は武装が砲塔に37ミリ砲か機関銃の二種類あり、装甲は最大22ミリで速さは最大で20km/hでした。

 

(C)GIRLS und PANZER Projekt

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