2023年4月15日に在日米軍岩国基地で岩国フレンドシップデーが開催されました。
コロナ禍で中止が続いた4年ぶりの開催となりました。
当日は雨
在日米軍岩国基地は5月のゴールデンウィークの時期にフレンドシップデー(日米親善デー)のイベントを開催しています。
近年は新型コロナウィルスの感染拡大により、岩国フレンドシップデーは開催されていませんでした。
2023年になり、4年ぶりとなる開催が決定します。
開催時期は5月にG7広島サミットがある為に5月から4月15日となりました。
しかし、当日は朝からあいにくの雨となりました。
それでもJR岩国駅から出発する岩国基地へのシャトルバスの乗り場は例年と変わらず長蛇の列が雨の中でも出来ていました。
色んな人達が待ちに待ったからこそ悪天候でも並んでいたのです。
悪天候でも見せてくれた
私は雨が弱まる11時過ぎに鉄道で岩国へ行き、徒歩で基地へ向かいました。
昼近くに来た為か、基地のゲート前で並んで入場を待つ事は無く基地内へ入れました。
入場に際して身分証となる運転免許証を見せ、荷物であるリュックを自分で開けて持ち込み禁止の物は無いと確認して貰います。(免許証などでの確認は自衛官、荷物検査は自衛官と米軍兵士が行っていた)
そしていざ入る久々の米軍岩国基地、イベントはエアレーサーの室屋義秀さんによる飛行展示が行われていました。
朝よりも雨が弱まったとはいえ、雲は上空を覆い続けていました。
昼からもアメリカ空軍のF-16とアメリカ海兵隊のF-35Bによる飛行展示があり、F-16の飛行展示では近接航空支援を行った場面の演出として地上で爆発を起こす演出までありました。
とはいえ、戦闘機が旋回すると雲の中に消えたり出たりする様に雲が低い。
築城基地から飛行展示に参加する航空自衛隊のF-2戦闘機2機が岩国基地上空を一度通り過ぎた後で続けての飛行展示がキャンセルとなりました。
この低い雲とまた降り出した雨は、航空自衛隊のアクロバットチームブルーインパルスの演目が地上滑走のみで終わりとなりました。
悪天候の中でも飛んで魅せてくれた米軍、直前まで出来るかどうか粘った自衛隊
悪天候の中でここまでよくやってくれたと思うばかりです。
地上の展示
空の展示だけではなく、地上での展示も目を引きます。
特に4機を星型のような凝った配置で展示していたF-35
その4機の内、1機は航空自衛隊のF-35Aです。日米のF-35を見比べる展示になっていました。
また陸上自衛隊は16式戦闘機動車などの火砲と車輌を展示し、海上自衛隊は小月教育航空隊の航空学生によるファンシードリルの実演が行われました。
悪天候でありながらも色々と楽しむ事が出来た2023年の岩国フレンドシップデー
次回は良い天候で飛び回る姿を楽しみたいところです。
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