2023年5月19日から22日にかけて、広島市においてG7サミットが開催されました。
サミットの為に広島市は厳戒態勢の警備が行われました。
そんな広島市をオタク視点で見て歩きました。
海を見る
今回の広島サミットの会場は広島市の南にあるグランドプリンセスホテル広島です。
このホテルは広島湾に面した場所にあり、警備は海にも展開されていました。
海の警備とはどんなものか?
特にオタク心を引いたのが、海上保安庁が持つ巡視船では最大級の大きさがある「しきしま」が広島湾の警備に来ていると言う事です。
瀬戸内海を担当する第6管区海上保安本部にはない、大型巡視船
これは見逃せないと、5月20日にまず呉市に行き、フェリーに乗ります。海の船を見るなら船の上からです。
まず見えて来たのは海上自衛隊の掃海艇「つのしま」
フェリーで近づくまで気が付かなかった。まさに海の迷彩効果を実感します。
すると、フェリーの前を観光の高速船と巡視艇や警察の警備艇が慌ただしく通過します。どうやら、宮島観光をしたG7首脳のパートナー達を乗せた高速船「SEA SPICA」の帰路だったようです。
それよりも「しきしま」は?と見ても居ない。
フェリーは広島港に入港します。すると、港を横切る「しきしま」が動く「しきしま」に感動するものの、遠い。
そこで、翌日にはリベンジとして再びフェリーに乗ります。
グランドプリンセスホテルの近くに居ました「しきしま」、その大きさや多機能の構造は護衛艦を見た時と同じような印象を受けます。
全国から応援が来るサミット警備だからこそ見られた船でしたね。
思わぬところに自衛隊
フェリーを降りた広島港
この港はサミット会場に近い場所にあります。
港の周囲にある交差点では警察による警備や、規制線が敷かれているのが見えます。
警戒する警察官やパトカーなどの警察車輌が緊張感さえ感じます。
それとは違うモノが広島港の向かい側、広島みなと公園に見えました。
ミリオタなら見覚えがあるOD色のテント、天幕とも称するそれが公園内に何個もあります。
自衛隊が居る。
事前に知らなかったので驚きです。
よく見ると放射線医学総合研究所のバスが停まっていて、自衛隊とは違う白いテントが立っています。
更に、自衛隊の野外手術システムのコンテナも置かれ、赤十字の旗を貼ったテントがあり衛生部隊が展開していると分かります。
まさに本当の野戦病院が宇品の公園に作られていました。
隊員があまり出て来ない静かな雰囲気でしたが、任務として出動している。
逆に静かな中に緊張感が感じられました。
これら警備や任務中の警察や自衛隊を見るのは、担当者の注意や呼びかけに素直に応じましょう。
彼ら彼女らの仕事の邪魔にならないように。
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