ゲーム全般とミリタリー要素が昔から大好きです。そんな私がお気に入りなのが、「グローバルフォース 新・戦闘国家」です。
ミリタリー好きにおススメな、ウォーシミュレーションゲーム
「グローバルフォース 新・戦闘国家」はプレステーション1の作品ですが、ゲームアーカイブスでも配信されています。なので対応ハードを所有していれば、今でも遊ぶことができます。私がこの作品を知ったのも、ゲームアーカイブスで面白いゲームを探していた時でした。
ゲームジャンルとしてはいわゆる「ウォーシミュレーションゲーム」。一人用のゲームで、CPUを相手にマップを順次ひとつずつ攻略していきます。この手のゲームでは敵CPUの思考時間が長くて待たされることが多いのですが、当作品はCPUのターンでも思考時間が短めなところが良く、待たされることもあまりなくテンポよく遊ぶことができるのが魅力です。
舞台となる世界は架空のものですが、現実の国家をモデルにしています。架空と言っても、はっきり言ってほぼ現実の国家そのままと言っていいレベルのものです。シナリオももちろん架空のストーリーですが、国家同士の敵対など現実にかなり似ている設定になっています。更に登場する兵器は実在するもので、兵器数は200を超えています。国家の設定や登場兵器など、どれもこれもミリタリーマニアならとても楽しめるゲームだと思います。
PS1クオリティ
PS1の時代のゲームなので最近の作品と比べると、グラフィックはどうしても見劣りしてしまいます。しかしその分自分の想像力で、兵器同士の戦いをイメージする楽しさがあるとも言えます。戦車部隊で相手を砲撃したり、戦闘機で爆撃したり、頭の中でダイナミックな戦闘シーンを想像するととてもテンションが上がってきます。半面お気に入りの部隊が敵に壊滅させられたりすると、悔しくてかたき討ちをしてやるぞ!という気分にもなります。マップの数も多いですし、長く楽しむことができて嬉しくて、プレイ中は本当に没頭してしまいます。
敵CPUの思考レベルはそれほど高くはないので、普通にプレイしていればボロ負けしてしまうことはほとんどありません。「ミリタリーは好きだけど、シミュレーションゲームは難しそうで苦手」という方でも遊びやすいゲームだと思います。ゲームアーカイブスでのダウンロード販売なら価格も約600円と安価なので、是非多くのミリタリーマニアの方に遊んでみてもらいたい作品です。
©1999 Sony Computer Entertainment Inc.
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