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「グレイスローザ」女殺し屋のガンアクション漫画

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ヨーロッパを舞台に裏社会でプロの殺し屋をしている女ローザ
そんなローザを主人公にしたガンアクション漫画「グレイスローザ」(氷室著:コアコミックス)を紹介します。

目次

プロの殺し屋ローザ

舞台はヨーロッパのバルカン半島
そこにやたらと食欲旺盛な女が居ました。

彼女の名前はローザ、登場する最初の場面でもサンドらしいパンを齧りながら大量の買い込んだ食料品を抱えて現れます。
そんな彼女の仕事はオルタナと言う組織に所属するプロの殺し屋だ。

第1巻ではまず、バーにたむろするロシアンマフィア達にデザートイーグル(!?)を撃ち込みます。
拳銃としては大柄で50口径のハイパワーなデザートイーグルを。

最初のバトルの場面ではロシアンマフィアが持ち出したPKM機関銃を奪い、立った姿勢で撃ちこみます。少女のような見た目に反して、かなりパワーがあるのが本作の主人公ローザなのです。

ローザの戦う理由

ローザは子供の頃にローガンと言う男に助けられます。
身体がやせ細り弱々しい状態からローガンの手でよく食べるまでに回復します。

そんなローガンはオルタナに属する一員でした。
成長したローザはローガンにまた会う為にオルタナで殺し屋の仕事を続けていました。

オルタナはそんなローザにローガンに関する情報の有無を定期報告し、ローザは再会した時に向けて会えた時にやる事をリストを日々書いていました。
恩人であるローガンを探す為にローザは裏社会で戦い続けていたのです。

良質なアクション作品

女の殺し屋、またはエージェントがヨーロッパで戦う。
作品の内容としては真下耕一監督のテレビアニメ「ノワール」のような雰囲気を感じさせます。
丁寧なタッチで描かれている作品ですが、ガンアクションは派手でローザがよく動きます。

特に大ゴマで描かれた機関銃や短機関銃を撃つローザの場面は迫力がある。
登場する銃器はローザの得物であるデザートイーグルの他にM1911拳銃、イングラムM10短機関銃など銃器の描写も面白いです。

また、パワー系のキャラであるローザは敵と格闘戦も戦い鼻血にまみれるなど結構血みどろの戦いぶりをしてくれます。
表紙や画風はどこかオシャレな作品かと思われますが、ガンアクションが好きな人は一度は読んでみて欲しい漫画です。

(C) グレイスローザ 氷室 コアミックス/ゼノンコミックス

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