じいちゃんとドラクエ

私とじいちゃんの思い出話です。

じいちゃんドラクエデビューをする

私が物心ついて間もない頃、祖父は永年務めた会社を定年退職しました。娘である私の母や叔母が「ボケたら困るから。」といって与えたのが当時人気だったスーパーファミコンでした。

昔は厳格だった祖父は当初は嫌がっていましたが、私たち孫たちの後押しもあり渋々遊び始めました。そんなじいちゃんが初めてプレイしたのが「ドラゴンクエスト3(リメイク版)」です。

(C) 1988 ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・ アーマープロジェクト/バードスタジオ/ハートビート/エニックス

じいちゃん、性格診断にハマる

ドラゴンクエスト3では、チュートリアルでいくつかの質問をされた後の最期の診断で様々な場面に出くわし、プレイヤーの行動次第で主人公の性格を決める性格診断があります。

じいちゃんがプレイしてみると、魔物になって村人を襲う診断に当たりました。操作もままならないじいちゃんはわけもわからず村人たちを虐殺していきます。

「なんだこれ!みんな消えていくぞ!」と戸惑いながら虐殺の手を止めないじいちゃん。そんなじいちゃんを見て笑う孫たちをよそにサイコキラーと化すじいちゃん。診断を終えてみると出た結果は[あたまでっかち]。

当時私たちには意味がよくわかりませんでしたが、「おれはあたまでっかちなんかじゃない!これは違う!」と言いながらリセット。

しかしその後の診断でも[わがまま]や[むっつりスケベ]と納得のいく性格には至らず、「壊れてるんじゃないのか!?このゲームは!」と言い放ちその日は終了しました。

後日、じいちゃんから電話がかかってきました。「やっとちゃんと性格診断がされたぞ!壊れていなかった!」と言うので見に行くと(じいちゃん宅は当時徒歩圏内)、「ほら!ほら!」と嬉しそうに見せてきた性格は[ロマンチスト]でした。

幼いながらにも[みえっぱり]だなこの人はと感じたエピソードでした。


ライター ENK

アウトドアもインドアもいけるバイリンガル

※写真はイメージです。
(C) 1988 ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・ アーマープロジェクト/バードスタジオ/ハートビート/エニックス

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