UFOのまち「羽咋」の空には何がいた?古代伝説に迫る?!

石川県羽咋市は、はるか昔の文献にも謎の飛行物体の目撃情報が残されています。
江戸時代に現れた発光する飛行物体を、地元の人々が「そうはちぼん(円盤状の仏具)」と呼んでいたことから、これが空飛ぶ円盤、UFOであるとする声も少なくはない。
この伝承を根拠に「UFOのまち」を自称する羽咋市だが、もう一つ、謎の飛行物体の目撃情報が語られているのをご存知だろうか?

謎の怪鳥伝説?

「羽咋(はくい)」の地名の由来とされる「怪鳥伝説」であります。

神話の時代、この地の人々は巨大な怪鳥に悩まされ、彼らを救うべく帝の命を受けてやってきた磐衝別命(いわつくわけのみこと)。
磐衝別命とは、第11代垂仁天皇の第10皇子です。

磐衝別命が怪鳥を射落とし、お供として連れていた三匹の犬が噛み殺し、これを退治できたとの伝説が残っています。
このような言い伝えから、地名が「羽を喰う」→「羽喰」→「羽咋」となったと言われています。

ここで語られる怪鳥とはなんだったのか?

その昔は人を襲って食べるほど、大きな鳥が本当にいたのかもしれません。
それはそれで未確認生物として興味深いところだが、人をさらう飛行物体のことを怪鳥と呼んでいたのではないでしょうか?
のちに目撃される空飛ぶ円盤と、怪鳥伝説は無関係なのでしょうか?

「怪鳥伝説」にちなんだ怪鳥伝説、日本に限らず、鳥にちなんだ伝説は世界中の神話に登場します。
どの神話でも、天上、空から地上へ降り立つという構図で超自然的なものが登場する。

西洋に見られる天使は背中に翼があり、インド神話のガルーダや、エジプト神話の神々にも鳥の特徴を持つ姿が見られます。
翼のある姿で描かれることもあった古代シュメールの神々アヌンナキは特に宇宙との結びつきが深く、アヌンナキを引き合いに出し、空=宇宙からやってくる何かを神話として語る上で鳥に例えたのだとする説もあるほどです。

怪鳥は宇宙からの飛来物?

羽咋に現れた怪鳥が、宇宙からの飛来物だった可能性も否定できません。

先述の「そうはちぼん」の伝承と合わせてよく語られるのが、羽咋で子供に対して使われていた「鍋のフタが飛んで来てさらわれるぞ」という独特の脅し文句であります。当然、人をさらう空飛ぶ鍋のフタもUFOに結びつけられています。

UFOによる拉致を古代の人々が「怪鳥が人を襲った」と表現したとすれば、後にこれが「そうはちぼん」「人をさらう鍋のフタ」と呼ばれるようになったことも頷けるのではないでしょうか?

羽咋市自体がこれらをUFOとする説を推しているため、解釈も飛躍したものになりがちですが、宇宙が関係していたかは別として、かつて羽咋の空には何かが飛んでいたのでしょうか?
謎の飛行物体の伝説が残る土地、羽咋。
訪れるたび何度も空を見上げますが、怪鳥も、そうはちぼんも、鍋のフタも、まだ見たことはありません。

※画像はイメージです。

最新情報をチェックしよう!