防衛省のフェリー「はくおう」乗船体験記

西日本豪雨災害で広島県三原市や尾道市は断水状態が続きました。
その両市の支援にフェリー「はくおう」が三原市糸崎の港に入港しました。
防衛省がチャーターしているフェリー「はくおう」の災害派遣についての体験記です。

断水が続く三原市に「はくおう」来航

7月6日から7日にかけての豪雨で取水場が被害を受けてしまい三原市と尾道市は断水になってしまいました。
猛暑となった今年の夏で入浴と洗濯の水も使えない状況になってしまったのです。

「はくおう」はそんな両市の住民を支援すべく7月13日に三原市糸崎にある尾道糸崎港に入港しました。

防衛省がチャーターしている「はくおう」

「はくおう」は貨客船のフェリーそのものだが防衛省がチャーターしている船である。

2012年から防衛省にチャーターされた「はくおう」は北朝鮮の弾道ミサイルの対応や演習に災害派遣で自衛隊部隊の輸送を行って来ました。

まさに自衛隊の輸送船として近年は活動しているのが「はくおう」です。

「はくおう」に乗船

「はくおう」は入港した翌日の7月14日から入浴支援を始めました。

三原市内の自宅から自家用車で早速糸崎へ向かいます。

入浴開始から1時間後の16時ごろに糸崎港の近くへ到着すると車の列が出来ていましたが10分待ったぐらいで駐車できた。

全長200m弱で総トン数1万7000トン以上の大きな船体は迫力がある「はくおう」

乗船は後部の車両が乗り降りするランプからでした。

エレベーターか階段で上り下りする船内を階段で上がり3階部分へ

そこはホテルのロビーみたいな場所でそこの受付で名前と来た時間を書き込みます。

受付は防衛省の職員(中四国防衛局の人かな?)で船内での誘導などに陸自と海自の隊員が居て「あ~自衛隊の船だな」と実感します。

それほど内部も外見も貨客船そのものです。

「はくおう」にて洗濯と入浴

まずは洗濯をしました。

洗濯機と乾燥機のセットが4つ並んだコインランドリーで溜まった洗濯物を洗います。無料で粉の洗剤も自由に使えるのがありがたい。

洗濯が終わると次に風呂へ

待つ人が多く色別のカードを入浴希望の人に渡して「黄色のカードの人お待たせしました」とアナウンスして呼び出す仕組みになっていた。

そしてようやく入った脱衣所は狭く混雑の中を脱ぐ大変な状況でした。

でも浴場は大きな外が見える浴槽がある立派なものです。

シャワーで身体を洗ってから外の瀬戸内海を眺めながら足を伸ばして浸かるのはなかなか気分が良い。

「はくおう」では陸上自衛隊第13音楽隊による演奏も行われフェリーの設備がそのままなのでリラックスができる。

「はくおう」の来航はまさに天の恵みと言える程に癒されました。


Writing by 葛城マサカズ
ミリタリーと歴史の記事に架空戦記小説をネット上で書いています。

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