映画「シン・ゴジラ」で監督を平成ガメラシリーズでは特技監督を努めた樋口真嗣と「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがっているんだ」などアニメ作品の脚本を手がける岡田麿里が組んだ作品は自衛隊とドラゴンと言う作品だったのです。
自衛隊基地にドラゴン
主人公の甘粕ひそね二等空士は航空自衛隊岐阜基地の総務課に勤務している新人隊員
そんな彼女に8番倉庫へ行くようにと指示を受けます。
8番倉庫に行ったひそねはそこでドラゴンと遭遇しドラゴンに口から呑まれる衝撃の体験をします。
助け出されたひそねに柿保二等空佐はドラゴンの胃の中でドラゴンを操縦するDパイになるように求めます。
怖い思いをしたひそねはDパイになるのを断ります。
偶然一緒にドラゴンと飛んでしまったひそねは飛ぶのを喜ぶドラゴンの様子を感じ取ります。
また、ひそねも朝焼けの空を飛行する事で飛ぶ喜びも自分で感じます。
こうしてDパイの役目にやる気を出したひそねはDパイとして歩み出します。
ドラゴンが自衛隊機に!?
この作品のドラゴンはOTF(変態飛翔生体)と呼ばれています。
作品の日本では古来からOTFになるドラゴンを国が栄える存在として大事にしていました。
それは他国に渡さない為に隠すようになります。
長い年月を経てドラゴンを管理し隠す役目を航空自衛隊が担っていると言う世界観です。
ドラゴンは格納庫に居る間はドラゴンの姿ですが外では戦闘機や輸送機に変形して飛びます。
ひそねが乗るドラゴンの「まそたん」はF-15Jに変形します。
他にもF-2やC-2・E-2Dに変形して大空を飛びます。
この空を飛ぶ理由もドラゴンの体を冷やす為と言う理由があったりします。
ファンタジーであり自衛隊作品
OTFと呼ばれるドラゴンと同居する航空自衛隊のストーリーは外敵と戦う訳ではありません。
しかしOTFに乗るひそね達DパイがOTFや他の隊員達との関係に悩みながら終盤の大作戦に向けて訓練し作戦を開始する流れはとても面白いです。
メカでもOTFがF-15やF-2に変形して飛び回るシーンは見応えがあります。
航空自衛隊が興味のある方にお勧めします。
(C) ひそねとまそたん BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団
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