2001年のアフガニスタン戦争でアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーは北部同盟と共にタリバンと戦っていました。
その戦いの中でグリーンベレーは馬に乗って戦っていました。
実際にあった馬に乗って戦うグリーンベレーの姿を描いた「ホース・ソルジャー」を紹介します。
911からアフガニスタン戦争へ
本作の主人公はネルソン大尉です。
彼はデスクワークの新しい職場での仕事が始まる日に911の同時多発テロが起きます。
ネルソンはこの非常事態に前線部隊への復帰を上官へ強引に願い出て認められます。
ネルソンが戻った部隊は米陸軍特殊部隊グリーンベレーです。
古巣に戻ったネルソンを部下たちは歓迎します。
そしてすぐにアフガニスタンへの出動となります。
任務はアフガンにある反タリバン勢力である北部同盟のドスタム将軍を支援して6週間でマザリシャリフを攻略する事です。
アフガンへ進行する第一陣として意気揚々と乗り込むネルソンの部隊
しかし困難がネルソン達に待ち構えていたのです。
実戦経験ゼロのネルソン大尉
アフガンでドスタム将軍と会う事ができたネルソン
しかしドスタムはネルソンの部隊の年長者であるスペンサー准尉を隊長として見ます。
それはネルソンに実戦経験が無いのをドスタムが見抜いたのです。
頼りにされないネルソン
それでもドスタムから与えられた移動手段の馬を使いこなす牧場育ちのネルソン
そこから「ホース・ソルジャー」としての戦いが始まります。
本来は空爆の誘導をするのが任務でしたが、ネルソンは戦場へ出て直に戦いドスタムの認識を変えようと奮闘します。
しかし激しい戦いぶりはタリバンの強大な増援を引き寄せてしまうのです。
正統派な戦争映画
本作は実際にあったODA595による戦いを映画化したものだ。
12人で考えが異なる異世界の同盟軍を支援して強大なタリバン軍に勝ち目的を果たすのがストーリーの軸だ。
戦争だからとかのセンチメンタルな部分は無く「困難な任務をどう成功させるか?」と言う内容なので戦記として楽しめる映画だ。
戦闘シーンも騎馬で突撃するシーンは迫力がある。
砲撃の中を駆け抜け、銃を持つ敵が近づけば蹴散らし進む姿はたまらない。
またMH-47が何度も登場するのも個人的に見どころだ。
映画館の大きなスクリーンと音響でチヌークの飛行を楽しめる作品でもある。
本作はハイテクを駆使しながらも文化の違う異世界で奮闘する正統派な戦争映画だと思います。
米軍特殊部隊が好きな方へお勧めします。
ホース・ソルジャー (C) 2018 BY HS FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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