東京マルイがHP上で第54回静岡ホビーショーで「度肝を抜く」新製品と
予告していた新製品とは、電動フルセミ切替 MPS AA-12 でした。
MPS AA-12とは、米MPS(Military Police Systems)社のフルオート射撃が可能なショットガンである。
AAはオート・アサルトの略。
「度肝を抜く」ほどではないが、近年のマルイさんの動向からすると
意欲作で「驚きを隠せない」新製品である。
それでは、気になる性能面を推察してみます。
まず、構造。
重量は4.2kg、全長は839mm(予定)、フルオート、実銃では設定のないセミオート。
次世代のリコイルはなく、スタンダード構造。
3本のインナーバレルから3発同時発射、各々調整可能で可変ホップアップチャンバーを搭載している。
メカボックスは新規で専用設計、シリンダーは独立しており、メカボ内部に3本内蔵されている。
モーターも専用?でストック内に配置され、バッテリーもミニSサイズでストック内部に収納。
フレームはプラ製モナカ構造、内部は金属製部品構成されていて剛性が高く、
かなりハードに使っても壊れにくく十分使用に耐えるであろう。
構造もかなりユニット化されたいるので、メンテンス性もかなり高いように感じる。
構造的に一番ストレスがかかると思われる、ノズル周りは金属パーツを使い、さらにはカシマコート処理が施されている。
カシマコートとはバイクや車のキャリパーやサスペンションに使われ、低フリクション加工と耐久度の向上の定番である。
その為にマルイさん的には、メンテナンスフリーを実現している。
マイルの銃では初めてFETを採用、フル・セミや電装メカニズムは聞き忘れてしまった為に残念ながら不明。
生産クオリティに関しては、国内のみで中国での組立は行っていないので安心してくださいとの事でマルイさんの気合を感じる。
性能面では、
チャージングハンドルを引くとイジェクションポート内に配置。
3本のインナーバレル、各々ホップ調整出来る為、中央はストレート、
左右は其々に左右に散らすなど、意図的に弾道が変えられる。
通常のライフル的な使用+ショットガン的要素の射撃など、
バリエーションに富んだ運用が可能。
初速は、発射音とダンボールのターゲットに当たった感じから、
75~80m/sでもしかしたらもうちょっと低いかもしれないと推測。
マガジンは、ノーマル約90連と3000連(予定)。
3000連は電動で単四電池4本、トリガーと連動していなく、マガジンの裏側にあるスイッチを押して巻き上げ。
トリガー連動が無理であれば、せめてリモートスイッチをつけられるようにして欲しい。
ドラムマガジンでフルオート射撃の時の弾上がりに関しては、ストレスない給弾だそうだ。
さて気になるお値段と発射時期については、スタンダードと次世代の中間点でまとめたい、
次世代も高い方ではなく中間ぐらいというコメントなので、
あくまでも推測だと49800円じゃないかと?
発売時期に関しては8月ぐらいのあくまでも予定。
いままでも推移から、おそらく遅れると見込まれます。
総評は、初心者からベテランまで使い勝手がよく、ハイサイ以上に弾幕が張れる為に、運用によって戦略の幅が非常に広がる銃である。
発売したら、是非とも一丁欲しい。
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