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もしもロシア軍が攻めて来たら?

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現在も続くロシア軍によるウクライナへの侵攻により、日本にとってロシアの軍事的な脅威が高まっています。
今回は「もしも」と言う想定でロシア軍が北海道に上陸したらの可能性を見て行きましょう。

目次

ロシア軍が北海道へ襲来する理由

今年の4月にロシアの政党「公正ロシア」の党首であるミノロフ議員が「ロシアは北海道の権利を有している」と発言した。
この1人の政治家の発言がロシア政府の公式な意見では無いとは思いますが、ロシアに脅威を感じている情勢では聞き流せないものがあります。

ロシアが持つ北海道の権利は不明ですが、ウクライナ情勢を考えると独自の理由を付けて攻めては来そうです。
ですが、ロシアにとっては北海道とサハリン(樺太)との間にある宗谷海峡の両岸がロシア領であれば、ウラジオストクの太平洋艦隊が太平洋に出やすいし、北海道の東部沿岸が確保できればロシア原潜の聖域であるオホーツク海から自衛隊を遠ざけられる。

極東のロシア海軍の自由を獲得すると言う意味では北海道上陸の可能性は少しはあります。
また、極東ロシア軍の演習では日本が北方領土を奪還する為に軍事行動に出たと言う想定をする事もあります。
北方領土を守る為の防衛的な作戦と言う理由を出す事も考えられます。

ロシア軍はどう動く?自衛隊はどう戦う?

ロシア軍が北海道に上陸するとすれば、サハリンと北海道との距離が近い稚内
または北方領土の国後島に近い根室の可能性もあります。
ロシア軍は上陸戦の戦力として海軍歩兵もありますし、空挺軍による輸送機やヘリコプターを使った空挺作戦も同時に行う可能性があります。

日本政府と自衛隊が先制攻撃の手段を取れないのも考えれば、ロシア軍の上陸を自衛隊は待ち構えるしかありません。
北海道には装備が充実した第2師団に機甲師団の第7師団をはじめ、他に2個旅団など陸上自衛隊でも最も多い戦力が米ソ冷戦終結以後も配置されています。

簡単に北海道が占領される事は無いでしょう。
また、ロシア軍の動きが分かれば他方からの部隊を送り北海道の防衛力を高められます。
対してロシア軍が先に書いた海軍の行動範囲を守ると言う目的だと、札幌までは進まず北海道の北部と東部だけを占領して進軍を止めるかもしれません。
また、先に書いた北方領土防衛の目的だと北海道東部の確保に留めるかもしれません。

単独防衛よりも共同防衛

自衛隊単独でロシア軍と戦うのは厳しい。
まず、ロシアが核兵器保有国である事です。現在の日米安保条約がある事で日本は核兵器保有国の中国やロシアに北朝鮮に対抗ができています。
また敵国の基地を攻撃できる能力が自衛隊では乏しいのもあり、日米安保ではアメリカ軍が矛の役目を担うとされるところです。

近年ではイギリス軍やオーストラリア軍にフランス軍・ドイツ軍とアメリカ軍以外の友好国との共同訓練を自衛隊は行っています。
こうした国々と連合軍を組んで北海道の防衛も可能でしょう。

千歳基地にドイツ空軍のタイフーン戦闘機とオーストラリア空軍のスーパーホーネットが、札幌や旭川にフランス外人部隊が、日本海にイギリス軍の空母クイーンエリザベスの艦隊が展開する。
そんな仮定の状況が起きれば、包囲網が出来たと示す事にもなります。開戦の回避や早期の休戦に望みが出来るかもしれません。
日本の防衛は自衛隊の強化のみならず、広い国々との友好関係を外交で築く事も必要なのです。

※画像はイメージです。

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