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なんとも不思議?!「井の頭公園バラバラ殺人事件」

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1994年4月、井の頭公園で清掃員が野良猫の餌を探してゴミ袋をあけたら、男性のバラバラ遺体が見つかった事件です。

目次

1994年の井の頭公園

1994年4月、東京都三鷹市の井の頭公園のゴミ箱で、男性のバラバラ遺体が発見された。
被害者川村さんは4月21日の夜、昇進を祝うために午後5時過ぎに会社を退社し、以前勤めていた設計事務所の上司や会社の元同僚と高田馬場で一緒に食事をしました。
その後カラオケに行き、楽しい時間を過ごした後に午後11時頃新宿駅で別れた。
その後行方不明になった事件だ。

事件発生後、4月21日の夜に飲んだ元上司は恨まれるような人ではないし、この事件のことを思い出すとつらいと言っていたという。
又、川村さんのお父様は息子の死を悼み、息子のことが書かれた本を翌年に出版された。

第一発見者は公園内の清掃員

遺体の第一発見者は公園内の清掃員だった。
清掃員が野良猫の餌となるものであったらいただこうと思い、ゴミ袋をあけたら、なんと人の足で男性のバラバラ遺体が見つかった事件だ。

通報し警察の捜査すると、「7か所のゴミ箱から24個の半透明の袋」が発見された。結局合計27個に分断された手足・胴体の一部が発見された。
しかし見つかったのは手足と胸の一部だけで、頭と胴体は発見することが出来ず、不気味な事に被害にあった方を特定されないよう、手足の指紋と掌紋はすべてえぐり取られていた。

さらに驚くことに遺体からは完全に血が抜かれており、発見された遺体には血が一滴も残っていない状態だった。(洗濯機で洗ったという説もある)

川村さんの遺体は・・・

川村さんの遺体は関節部分を除き、全てが約20cmの長さで切断されていた。
しかも、27個のバラバラに分断された遺体は、全てが長さだけでなく太さも揃えられ、肉の厚い部分は筋肉を削ぐなどして均一に調整され、念入りに洗われ、手がかりになるような付着物は一切残されていなかった。
これらの作業を行うには、ある程度の医学的知識と大量の水が必要だという。

しかし遺体に残っていた指紋とDNA、家族から出されていた捜索願いから、なんとか身元を判明することが出来た。
被害者は公園の近くに住む一級建築士・川村誠一さん(当時35歳)。

この事件は、遺体発見までの時間が34時間と短いことから、複数犯の可能性が高いとみられた。
犯人を逮捕するために様々な説が浮上したが結局犯人像は浮かばなかった。警察は、延べ37,000人の捜査員が動いたのだ。

この事件は人違いとして殺された説や、ある宗教施設に通っている事から宗教絡みのトラブルなど、様座中仮説が浮上しているが、残念なことに2009年4月23日、犯人の特定に至ることなく公訴時効成立を迎えた。

※画像はイメージです。

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