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アメリカ軍とクルド人の共同作戦~イラク戦争北部の戦い~(3)

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2003年のイラク戦争
TFバイキングは、クルド人勢力と協力してイラク北部の各地を確保するべく作戦を展開していました。
戦いはイラク北部の交通の要衝であるテベッカ峠に移ります。

目次

テベッカ峠を攻めるアメリカ軍

2003年4月、イラク北部の都市モスルより南にあるテベッカ峠
ここはモスルと、油田のあるキルクークに繋がる道路がある要所です。テベッカ峠を持つ方がイラク北部での移動の自由を得ると言えます。
イラク軍はテベッカ峠の価値を理解していて守備部隊を置いていました。

4月6日にアメリカ軍はクルド人民兵ペシュベルガと共同でテベッカ峠の攻略を始めます。作戦名は「ノーザン・サファリ」
作戦はB-52爆撃機がイラク軍を爆撃した事から始まります。

爆撃の後でペシュメルガを主力に峠の制圧にかかります。
アメリカ軍は第3特殊作戦群の2個中隊から編成されたグリーンベレーの小部隊がペシュメルガを支援します。

峠の攻防

峠のイラク軍はあまり抵抗せずに退く部隊もあれば、空爆の打撃が少なく強く抵抗する部隊もあった。
迫撃砲と機関銃で抵抗するイラク軍を要請した空爆により制圧する事ができた。

こうして峠からイラク軍をほぼ一掃したものの、イラク軍は峠の南側にある平野に居た。
このイラク軍をペシュメルガが追っていたが、地雷原により立ち往生してしまっていた。

グリーンベレーは地雷原を迂回してイラク軍を攻撃
攻撃を受けたイラク軍は降伏し、イラク軍大佐を捕虜として捕らえた。

反撃するイラク軍

捕虜になったイラク軍大佐はイラク軍の機甲部隊は南へ退却したと言った。
これで近くに、イラク軍の機甲部隊が居る事が分かり、この戦車部隊が戻って来て反撃に転じる危機がある事をグリーンベレーは知った。
グリーンベレーは峠に部隊を置いて退路を確保し、危機に備えます。

この間も、イラク軍の迫撃砲部隊を追っていたグリーンベレーの一部がZSUー57ー2自走対空砲の射撃を浴びせられていた。
イラク軍は戦闘を止めていない。
襲来したイラク軍の武装トラックをグリーンベレーは武装トラックを50口径の機関銃とジャベリン対戦車ミサイルで撃退したものの、イラク軍はMTLB装甲車とT-55戦車を繰り出してきた。
イラク軍大佐の言うイラク軍機甲部隊が現れたのです。

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※画像はイメージです。

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