月刊アフタヌーンで連載されている漫画イサックが面白い!
この話は1620年、30年戦争を行っている中に最中の神聖ローマ帝国領内に一人の男が現れます。
傭兵に襲われそうになった少女を日本刀で斬りつけ追い払った男がいました。日本の戦国時代の甲冑を身にまとい、日本刀と火縄銃を持つ男でした。
オランダからの書状を持ち傭兵と名乗ったこの男は日本人でイサックと言いました。
イサックは書状を渡したハインリッヒに名乗り、100名で援軍に来たが相手がカトリックのスペイン軍9000と聞き、逃げ残ったのが彼だけでした。そして、親方を殺し大事な物を奪った仇を追うためとオランダが自分を傭兵として雇ってくれた恩に報いるためにハインリッヒに協力すると言いました。
翌朝、スペイン軍の大群がイサック達の前に現れ、スピノザ将軍は砲撃を開始しイサック達を追い詰めます。
しかし、イサックは高台に上り、火縄銃の準備をし構え長距離から砲撃します。スピノザ将軍の胸に命中させ、落馬させスペイン軍の士気を低下、動揺させて撤退させることに成功させます。
イサックの火縄銃の腕と砲撃の迫力がカッコよく迫力があり描かれていていいです。また火縄銃の手入れの描写も細かくて研究されています。
古い時代が舞台の漫画ですが、大砲や火縄銃等が出てきてミリタリー大好きな人にも共感や受け入れられる作品かと思います。
絵を描く漫画家さんが以前連載されていた「死が二人を分かつまで」の作者さんで、大好きな作品でした。戦闘シーンの描写もリアルで、射撃のみでなく肉弾戦で日本刀を使った戦いもいいです。
イサックは更なるスペインの大群と戦うことになります。そして、親方の仇を探しながら異国の地で活躍していきます。
目が離せません。良い漫画ですよ!
(C) イサック DOUBLE-S/真刈信二 アフタヌーンKC
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