北朝鮮工作船の実物は何を物語るか?海上保安資料館横浜館

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神奈川県横浜市にある海上保安庁横浜海上防災基地の敷地内に海上保安資料館横浜館があります。
ここには北朝鮮の工作船の実物が展示してあります。
今回はそのリポートと解説です。

目次

九州南西海域工作船事件

かつて北朝鮮は日本へ侵入する為に独自の工作船を作り、日本に潜入する工作員を送り出しまたは日本国内で拉致した日本人を北朝鮮へ連れて帰る事をしていました。
1999年(平成11年)に能登半島沖で海上自衛隊が初の海上警備行動で出動する能登半島沖不審船事件が起こり北朝鮮の工作船が日本近海に出没している事が広く知られるようになった。2001年(平成13年)12月に米軍情報と海上自衛隊の哨戒機が工作船を発見した事で海上保安庁と海上自衛隊が出動する追跡が始まった。

12月21日の午前に海上保安庁の巡視船「いなさ」が工作船を奄美大島沖で発見すると停船をじたが工作船は応じない。工作作船は巡視船から逃走を図るように西へ向かい続けた。「いなさ」が警告射撃をしても同じであった。
巡視船の応援に「あまみ」と「きりしま」が到着するも工作船は諦めず「いなさ」は犯罪の疑いがある者の逃走を防ぐとして工作船に当てる危害射撃を行う。工作船は火災も発生して停船する。夜に「いなさ」・「あまみ」・「きりしま」で工作船を挟んで囲んだ時に工作船から銃撃による抵抗で巡視船は退避する。工作船は更に携帯式の対戦車兵器であるRPG-7も発射した。巡視船は正当防衛射撃を行い戦闘が生じた。
しかし工作船は自爆して沈没する。日本政府は2002年(平成14年)に工作船を引き上げた。その時の工作船が横浜市の海上保安資料館横浜館に展示されている。

展示されている工作船

カマボコのような形をした資料館を入るとすぐに工作船を目にする事が出来る。サビついた鉄の船が丸ごと資料館に置かれている。海上保安庁との銃撃戦で生じた弾痕やエンジンの数を隠す為の排気口の蓋があるなど工作船について細かに説明がされています。

工作船がいかに危険な船であったかの証拠である武器の数々も展示され、AKS小銃やPK機関銃の銃火器のみならず航空機に向けて撃つ携帯式の対空ミサイル発射装置に携帯式の対戦車兵器のRPG-7の発射装置に加えて82ミリ無反動砲・25ミリ機関砲も沈没した工作船から発見された。
まさに軍隊並みの装備を持つ危険な船である事が分かる。

また工作船の特徴は前半分はエンジンがあり、後ろ半分に工作員を上陸させる為に使う小型船が収容されていた構造です。倉庫のような大きな空の空間と観音開きが出来る船尾の構造も見る事が出来ます。また搭載していた小型船も展示されており想像以上に大きい事に驚きます。

横から後ろからと上からも眺められる工作船は自爆による損壊の後も見られる。高速で航行するためのエンジンを4基も備え後部は小型船が格納できる独特な構造、多くの武器を積み込んだ戦闘力の高さがある工作船の実態に不気味さを感じさせます。
展示されている工作船は日本近海で起きた戦闘を実証する物であり、海上保安庁が外敵と戦う役目も担っている事を実感できます。

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