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海上自衛隊の潜水艦「じんげい」を大雑把に説明

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海上自衛隊の潜水艦たいげい型の3番艦「じんげい」を大雑把に説明したいと思います。

2022年10月12日、三菱重工業神戸造船所で命名・進水式が行われました。
じんげいは、そうりゅう型潜水艦の後継となるたいげい型の3番艦です。名前の由来は、鯨が波をけたてて疾走するさまを表す「迅鯨(じんげい)」。旧海軍の外輪船や潜水母艦にも同じ名前が付けられたことがありますが、潜水艦としては初めてです。

目次

じんげいのスペック

全長84メートル、全幅9.1メートル、基準排水量は3000トン。乗員は約70人、女性乗員最大6人のための専用の居住エリアが就役時から、あらかじめ設けられているの時代を反映しています。

たいげい型は、そうりゅう型に比べて探知性能や被探知防止性能が向上し、光ファイバー技術を用いた新型ソナーシステムや浮甲板構造が主な特徴。

主機関はカワサキ製ディーゼル機関2基、出力6000馬力、水中速力は20ノット。リチウムイオン蓄電池を搭載しており、ディーゼル電気推進方式の通常動力型潜水艦としては世界初です。
リチウムイオン蓄電池は、従来の鉛電池に比べて充電時間の短縮や電池担当乗員の負担軽減などのメリットがあるようです。

武装としては、533ミリ魚雷発射管6門から18式魚雷や対艦ミサイルUGM-84Lハープーン・ブロック、潜水艦魚雷防御システム(TCM)も装備しています。

じんげいのこれから

2020年4月に起工され、内装工事や性能試験を実施した後、2024年3月に海上自衛隊に引き渡される予定です。配備先はまだ未定ですが、日本を取り巻く安全保障環境を見渡せば、中国や北朝鮮、ロシアなどの軍拡に対抗するために重要な役割を果たすことでしょう。

※画像はイメージです。

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