MENU

昔話は現実の歴史物語?!「かぐや姫」を考える

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。

幼少時期によく読んでもらった昔話。そこから善と悪、正直な心と悪い行動を教えてもらったものでしょう。
それは架空の話ではなく、現実の歴史であり、古事記などに出てくる神々やその一族が語られている話だとしたら・・・。
この度は、かぐや姫を語る。

目次

かぐや姫とは?

かぐや姫の話については、この際皆知っているものであろうから話の内容は省く。
一説にはかぐや姫は月の国で何かしらの罪を犯したことで翁の家に保護されたという話があり、月の国で連想させるのは、記紀に出てくる神「月読尊」がいる。

古事記での三貴子、天照大神・月読尊・素戔嗚尊の一人であり、高天原、夜の国、海の国を治めるよう伊弉諾尊に神託された。
月読尊神は日本書紀に記載されている話として、保食神を斬ったため天照大神と相容れなくなり、それからは出てこない謎の神として消された、もしくは隠された可能性のある神とも言われる。

古史古伝神話の神々が人であり、それぞれが日本の地で国を治めるということならば、かぐや姫が帰る先にあるはずの月の国は月読尊の国、もしくはその末裔である一族の国だと思われる。
だとすれば、お爺さんとお婆さんが居る国は、帝が居るという日の国の支配下である、天皇の国だと考えられる。

読み解くと

かぐや姫の話は、大和朝廷ができる以前の古代日本か倭国の話を脚色したものであり、月の国と日の国の対立の構造が見えてくる。

古代日本の文化として、王は祭祀を司る王が偉く、その下に政治をする統治王が存在したという。
かぐや姫がこの祭祀王の血筋で、男性絡みの罪を犯して飛ばされたという説もあり、何らかの理由で月に召喚する時がやってきた。

5人の結婚申し込みを受けたにもかかわらず無理難題をけしかけて、あざ笑うかのように振り、帝の招聘にも応じず月へと帰った。
これは敵対する国へ対する何かしらの態度であったのか?帰還するために結婚を避けたのか?

不死の薬を飲み天の衣をまとうと、この地のことはすべて忘れるといったことにも、天とは実は月の国であり、この時代は月の国の方が位が高かったのかとも思わせる。
この物語は、事実を脚色した時代風刺の話なのかもしれない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

どんな事でも感想を書いて!ネガティブも可!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次