創設20周年の第13旅団~海田市駐屯地54周年記念行事~

2019年11月24日に広島県海田町の陸上自衛隊海田市駐屯地で行われた駐屯地設立54周年記念行事
今年は海田市に司令部を置く第13旅団が創設されて20周年となった記念の年でもあります。

第13旅団について

第13旅団は中国地方五県の防衛と警備を担当する部隊です。
平成11年(1999年)に陸上自衛隊初の旅団として第13師団が旅団に改編されて第13旅団が創設しました。

旅団改編で定員は7000人から4000人になり、隷下部隊では特科連隊は大隊規模の特科隊に、戦車大隊は戦車中隊にと縮小しました。
旅団改編後は海外派遣や災害派遣に加えて在日米軍岩国基地の警備訓練を行うようになり師団の時よりも役割は多くなっています。

新旧装備が入り混じる観閲行進

式典で毎年行われる旅団長による式辞
旅団創設20周年となる今回の山根旅団長による式辞では隊員に向けての部分もありました。
今年話題となったラグビーワールドカップ日本代表チームのスローガンである「ONE TEAM」を取り上げ隊員同士の団結がいかに大事であるかを伝えた。
観閲行進では20周年を記念して普通科隊員が新旧装備を交えて行進しました。

現在の89式小銃を担ぐ隊員に続いて64式小銃を担ぐ隊員が徒歩で行進したり、ジープを走らせる車輌行進で見る機会が少なくなって来た古い装備を見せてくれました。
また今回は第13戦車中隊の74式戦車7両によるいつもより多い戦車の行進が見れ20周年を記念するいつもより見せ方を意識したものになっていました。

いつもより凝った訓練展示

式典の後の訓練展示は自衛隊と交戦して後退する敵役の74式戦車と軽装甲機動車が慌ただしく後退する場面から始まり。

UH-1ヘリから降下したレンジャー隊員が敵役の隊員を格闘で倒したり、2両の74式戦車が油圧装置で前後にどう傾くかを実際に見せていたり、施設科隊員が地雷の捜索をしていたり、終盤では10人または20人ぐらいの大人数で並び小銃の一斉発砲(空砲)を行うと言う例年以上の見所がありました。

また海田市では近年、レンジャー隊員による訓練展示も行われています。
今年は初となるスキー板を履いた冬季装備でのロープの降下やレンジャー隊員による模擬戦では隊舎をも使うロープ降下の実演など20周年を意識して凝って熱の入った記念行事でした。


葛城マサカズ
葛城マサカズ
ミリタリーの記事と架空戦記小説をネット上で書いています。

投降している架空戦記小説「日独印度大戦」
Twitter:@katuragimasaku

この記事どうだった?
  • 面白い (0%)
  • 興味深い (0%)
  • 役に立った (0%)
  • つまらん (0%)
  • クソ (0%)
最新情報をチェックしよう!