河童は間引きされた悲しい子供が由来と言われています・・・
日本では妖怪は物の怪などとも呼ばれており、不思議な力を持っていたり、怪奇現象などを起こす。
河童は、日本の代表的な妖怪。河童は子供ぐらいの体の大きさ、緑色のボディー、背中に亀のような甲羅
頭部に水を受ける皿があり、皿が割れると力が弱くなるという伝承があります。
河童は水の神様とされていますが、古来日本では食い扶持を減らす為に、子供を間引きをしたのを、他の子どもに気付かれないように、川などに遺体を捨て、子供の水死体が河童の由来という説があります。
河童の好物はきゅうりと言われていますが、水神様へのお供えには新鮮で水分の多いきゅうりが好まれていたからだと言われ、きゅうりを巻いているお寿司のことを、かっぱ巻きと呼んでいます。
河童は葛飾北斎などの有名な浮世絵師が、河童の絵を数多く残しています。最初は、全身が鱗で覆われている状態の絵が多かったそうですが、江戸時代に入ってからは、子供のような体で頭にお皿が付いている河童の絵を描いていることが増えています。浮世絵に関心のある人は、絵画集などを見てみると、当時の河童の姿をイメージすることが出来ます。
地方によっては、水辺でみだらなことをすると、妖怪の河童に取り憑かれてしまうなどの言い伝えがある所があり、河童に取り憑かれてしまうと、甘い声を出して誘うようになるとも言われています。河童の由来は親に間引かれた子供なので、子供の姿をしていると言われています。
妖怪の河童に関心がある人は住んでいる地域によって由来などが違ってくるので、高齢者などの年長者に聞いてみると良いでしょう。河童は怖いだけでなく、悲しい由来や伝説などがあるので、知識として知ると面白いですよ。
※画像はイメージです。
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