甲府事件と並ぶ日本UFO事件のもう一方の雄、介良事件!
多分、世界に類例を見ないであろうこの奇妙な出来事、ズーッと以前からものモノすご?く気になってました。
この機会に改めて自分なりに、イロイロ調べ再考してみました。
おさらい~介良事件はこんな事件です
1972年の8月に高知県高知市の介良地区で、地元中学生数名が田んぼの上を飛び回る発光体を目撃、9月には着陸していた小型UFOを捕獲し、家に持ち帰った。
しかし小型UFOは保管していたにもかかわらず何故ぜか忽然と消えてしまう。
その後、少年たちの前に何度か現れてはその度捕獲されるも、やはり保管中に煙のように忽然と消えてしまい、最後に捕獲され消えてからは一度も現れることはなかった。
この小型UFOは手のひらサイズ的な大きさで、山高帽に似た形で底面には青海波や千鳥の図柄があって、中央部には細かく複数の穴が空いていた。大きさは高さ7センチ幅20センチほどで重さは1.5キロくらい、全体が銀色の鋳物のような材質で固いもので叩いたが傷もつかなかったという。小さい穴のある四角い底蓋のようなところはわずかに開いたが、いつの間にかひとりでに閉じたりしていた。水を入れたりしたらジージーッと音がしたという。(なお、後にこの小型UFOのレプリカも制作されている)
外観は少年たちのスケッチがあるが、写真は暗い場所で撮影されたピンボケの小さい発光体のものだけだった。
直接関わった少年たち以外には、彼らの親も現物を手に取って見ている。
その中で、理科センターの主事をしていたF君のお父さんは「何だか鋳物製の鉄で出来た煙草盆みたいな感じ…見たこの無いような金属という感じ…」と語っている。
また、作家の遠藤周作氏は当初懐疑的だったが、少年たちに取材し「あくまで事実をそのまま真剣に喋っていた」といった印象を受けたと言う。
他にも、池谷・関彗星で有名なアマチュア天文家の関勉氏もこの事件を取材し天文雑誌に発表している。
その後の色々な情報や見解など
50年以上たった今もUFOファンを惹きつけてやまないこの事件は、その後も各氏が熱心に取材や調査されたりしているようです。
とりあえず、これまでにわかっているこの件に関することを列挙します。
数年後、関勉氏の友人が務める高校教師のところにメンバーの何名かが入学し、事件について聞いたところ「あの件は作り事だった」と話したという。
以前から言われてたのですが、よく似た灰皿を加工などしたのではないかという懐疑。この形状に似た灰皿の実物が最近発見されて「幻解超常ファイル」でも紹介されたりネットでも公開されてましたし、昔テレビでこのUFO模型を見て「自宅に模様も同じそっくりなものがあった」という方もいるようです。自分も後から何か見たことある灰皿に似てるよな・・・とは感じてました。(ちなみに底面の模様がほとんど同じなものも発見されてます)
当時は語られていなかった情報として、事件メンバーとは接点のない中学生が事件の数日前の夜、現場付近に柱状の不思議な光が降りてくるのを目撃していたとのこと。
事件の数年後に隣県の愛媛県で宇宙人を撮影したというSさんは、この小型UFOの底面部分の小さく穴の空いた部品のカケラらしきものを(愛媛県で)採取したとされている。
何故こんなに和風?手拭いみたいな底面の模様。
事件の真偽については灰皿などのことも含めイロイロ推測はされてますが、今回は「実在したとした場合」何故このUFOの模様がこんなデザインだったのかを考察(妄想)して見ました。
最初これを見た時は「UFO=未来的」な先入観があったので、そのミスマッチ感が非常に気になってました。
前述しましたようにこの底面の模様は「青海波」と「千鳥」がレリーフ状に施されてます。あと何のか分かりませんが植物的な模様もあります。「青海波」は半円が二重・三重になった感じの図形が鱗状に重なった手拭いとかにありそうな、いかにも日本的な模様です。「千鳥」は氷屋さんの旗の空の部分にポツンと飛んでるあの鳥です。
この二つの組み合わせには「大波も小波も一緒に乗り越えて行く」という意味があるそうです。(転じて夫婦円満・家内安全という意味もあるそうですが…)
四国には星や隕石にまつわる伝説が多いとも聞きます。また、上述の通りお隣の愛媛県では宇宙人も撮影されてます。(写真は結構ぼやけてるようですが…)
もしかすると宇宙人は何百年とか以前からこの四国に訪れ、あるいは駐屯したりして時間の経過と共に日本的感性に同化して行ったのではないでしょうか。
そして、縁起の良い意匠としてUFOの「宇宙航行の無事安全」を願い底面に刻んだのではないでしょうか。(宇宙人と縁起という組み合わせも何ですが…)
とすると、ひょっとして小型だけでなく母船UFOにもこのデザインが刻印されてるかもしれません。
秋晴れのよく澄み渡った日本の空に、こんなUFOが宙が舞っていたら…そんな光景もいいかもなあぁと思ってしまう自分です。
ちょっと強引かもしれませんが、可能性の一つとしてどうでしょうか。
ホントにこの介良事件は興味が尽きません、機会を見つけてもっと深掘りしてみたいと思います。
※アイキャッチはイメージです。
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