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清滝トンネルの怖い話

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京都市内に住んでいて、心霊スポットを巡るのが趣味な私。
10年ぐらい前に「清滝トンネル」で体験した怖い話です。

目次

清滝トンネルの由来

清滝トンネルは京都北西部の右京区の山の奥にあり、京都で1番の心霊スポットと言われています。
なぜそうなのかという理由ですが、トンネルの近辺、ある説によればちょうど真上、南北朝時代に処刑場があった。他にも古戦場の付近にあるので、そういった霊魂が今でも彷徨っているかららしい。

そして、このトンネルでは「女性の叫び声が聞こえる」や「カーブミラーに自分が写っていなければ死ぬ」など、不気味な現象が起きると、近辺の人々の間でまことしやかに囁かれているのでした。

清滝トンネルの怖い話

あの時は心霊系でYouTuberデビューしようぜ!と思い立ち、初めての撮影は「京都最恐の心霊スポット 清滝トンネル」だと友人たちと向かったのです。

夜中のトンネル近辺はたしかに不気味ですが、地元に住んでいる私達にとって、何度も肝試しがてら通っているのですが何事も起きず、一切の恐怖心はありません。
それに当時の私達はヤンチャ事もあって余裕をこいて調子にのり、今で言う迷惑系を気取ってトンネルの中でおどけて音楽を流し、花火をしたりとやりたい放題でした。

撮影という名のらんちき騒ぎが一段落し、トンネルを抜けた先にある食堂の駐車スペースでタバコを吸いながら友達と談笑していて、「そろそろ帰るか」と話になった頃。
ふとトンネルの中に人影のようなもの見え、何人か、おそらく女性が混じった何人かの話し声が聞こえてきました。

夜中といえ、ここは心霊スポットとして有名なので、私達のように誰かが肝試しにやってくるのはよくある事。
ましてや地域住民が歩いて通行できるように配慮もされているので、他のグループがやって来ているんだと思いました。

それにしても、私達がいる反対側の出口から入って来たとしてお寺の側の駐車場に車を停めて、こちら側に抜けてくると700mぐらいあり、歩いてくるのはかなり気合がないと無理でしょう。

「物好きもいるんだな・・・人が歩いているからあんまり飛ばすなよ?」話しながらトンネルを抜けたのですが、誰ともすれ違いません。
トンネルの中は車が1台通ると歩道スペースはギリギリで、隠れる場所なんてないので必ずすれ違うはずなのです。

あれ?と思いトンネルを抜けてすぐの場所にあるちょっと広くなった場所に車を停め、ビデオカメラで撮影しながらトンネルの方に向かって歩くと、奥の方に数人の人影が見えて喋り声が聞こえてきたのです。
それも今回はすこし離れた場所ではなく、トンネルの入口付近なのでハッキリを聞こえます。

私達は怖い気持ちよりも、これは絶対バズる!という気持ちの方が大きく、喜び勇んで帰路についてのでした。

事の顛末

次の日、私の家に集まってまずは撮影したビデオを見てみようとなりました。
みんながワクワクしながら、テレビに繋いで再生ボタンを押したのですが・・・最初にトンネルの前で皆で漫才風に話しているシーン以降、トンネルに入ったところから画面と音がグシャグシャになって見れたものではありません。

皆声を添えて「えーーー!」と驚いていると、突然、全く意味不明の女性声が聞こえ、反対側で取った人影のようなものが薄っすらと見えたかと思うとふと画面が真っ暗になったのです。
なんだろうと?調べていくと、テレビやカメラの故障ではなくメモリーカードが壊れ、撮影したデーターが消去されてしったのでした。

仕方ないなと思いながら解散したあと、一人は関東へ転勤になり、一人は病気を患い長期入院、などと友人たちとは疎遠になってしまったのです。
私に変化はありませんが、急に怖くなりあれから清滝トンネルには行かないようにしています。

※画像はイメージです。

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