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架空戦記の元祖「紺碧の艦隊」

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ご存じの方も多いと思いますが、一時期ブームとなった架空戦記ものの代表策と言えるのが「紺碧の艦隊」です。

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紺碧の艦隊とは

「紺碧の艦隊」は荒巻義雄氏によって、1990年から1996年までに書かれた架空戦記小説で、その後1993年にはアニメ版のOVAも製作された作品です。
実はリアルタイムでは存在は認識していたものの未見で、最近偶然動画サイトでアニメ版を一部見てしまいました。

史実の連合艦隊司令長官 山本五十六が乗る飛行機が撃墜され、気がつくと38年前の若かりし頃の平行次元世界、「照和」と呼ばれる「後世」に転生しているという、昨今の異世界転生ものの走りの一つともいえます。

そしてその新しい世界でかつて知ったる太平洋戦争を防ごうと、同じく生まれ変わった人物達を集めて奔走するという物語です。

思いもよらない超展開

しかし、これが俄には信じられない程簡単にアメリカを叩いてしまい、それがナチス・ドイツの増長を誘い、世界は日・米・独の3つ巴の状態に突入するというぶっ飛んだ展開を見せます。

アニメ版の一部しか見ていないため、詳細が不明な部分が多いのですが、何か工業力とが技術力とか、当時の技術で可能といいながらも、そうした面で異様に日本が優れており、所謂第二次世界大戦にも関わらず、アングルド・デッキを採用した航空母艦からジェット戦闘機が飛び立つなど、生まれ変わりとは言えものすごいオーバーテクノロジーを日本が発揮します。

タイトルの「紺碧の艦隊」とは、主人公の率いる潜水艦部隊の名称ですが、ここで出てくる潜水艦も何やらものすごい機関で推進しており・・・?
なんとなく初めてアニメを見てしましましたが、こうした展開ならばむしろ全く空想の戦争物で良いのではないか?とそればかりが頭をよぎりました。

極めつけは

そして極めつけはナチス・ドイツにありながらも、ロンメル将軍は良い人物であり、ナチスを抜けて日本に味方するという展開。しかもドイツ軍は海でも空でも日本に押されっぱなしな割には、ほぼヨーロッパを制圧し文字通り新しい帝国を築くという強引なストーリーでした。

ドイツに負けそうなイギリスが日本と単独講和を望み、日英同盟が復活するという奇想天外な流れや、ヒットラーが霊能力者で・・・もう驚かないほどに馴れてしまいました。

ある意味、今のチート能力で力ずくの異世界転生ものに近い作品ともいえますので、能天気なハイパーテクノロジーで後世の日本の活躍を観たい!という方にお勧めの作品です。作品を楽しむ秘訣は考えたら負け。

ポニーキャニオン
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(C)荒巻義雄 徳間書店 徳間ジャパンコミュニケーションズ

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