宇宙人の首すげ替え事件！もしかして宇宙人の正体は？？

これまたUFOファンには結構有名な事件だと思いますが、ちょっと内容がぶっ飛び過ぎててあのか、最近のUFO本ではあまり目にしないような気がします。
・・・と言うか、全般的にあまり取り上げられてないような。

なにしろ事件名からして「宇宙人の首すげ替え事件」ですからね。
果たしてあの宇宙人の正体とは？？

宇宙人の首すげ替え事件はこんな事件

1974年９月３日の午前5時頃、前日の夜に静岡を立ち四国の高松に向かっていたトラック運転手Fさん（３１才）は、岡山県宇野港（フェリー乗り場）に通じる途中の峠に差し掛かった所で、光体状のUFOに遭遇。
UFOは近くの岩山にゆっくり無音で着陸した、それは、直径８mくらいでアルミニウムのような質感、土星のように輪のような感じのものがついていた。

この後の記憶は一旦不鮮明になり、気がつくとフェリー乗り場のすぐ近くまで来ていた、空白の時間は20分ほどだった。
そして、時間をおいて徐々に記憶が蘇ってきた。以下はその記憶です。

岩山からUFOが近づきトラックの前に着陸。髪が肩まである女性に見える宇宙人が助手席に乗り込んできた。
宇宙人は身長160c mくらいで、頭にツノ状の突起があり、目をのぞけばマスクをした様な風貌、コンピューターを連想させる声で、衣服はゴムの様に体に密着し胸に黄色に輝く三つのボタンが付いていた。

宇宙人は「私は地球に来てかなりになるが、頭の調子がおかしいので代わりの頭と、取り替えて惜しいと頼んできた。
首と肩のあたりの三箇所に点があり、そこに針金を通して首の下の点を押すと外れるとの具体的な方法を指示。
Fさんは恐怖にかられながらも、それに準いスペアと交換する。（取り外しの際にはガチャンと金属的な音がした）

宇宙人との対話で分かったことは・・・。

• 自分達の星が消滅したので地球に仲間達と避難し住み着いてる。
• 地球に来てからイチルイ（？？？）になる。
• 頭はコンピュターが詰まって作られた機械。
• 彼等の科学は全てにおいて地球より進んでおり、例えば宇宙船一つで地球を破壊できるくらいなので、万が一にも地球人と争い事はしたくないと言う。
• 彼らの星は明るさがわずかで地球はエネルギー（太陽光線）が強く、夜など光の弱い状況でないと活動できない。
• 一度あった人とは必ず再会することにしている。
• 地球で目撃されるUFOは彼らのものらしい。

宇宙人は平和主義者の様だが、印象としてはフレンドリーな感じではなかったそうです。
そして対話の後に、宇宙人とUFOがどうやって去ったのかFさんは全く覚えていないとのことでした。

事件の雑観

以上が事件のあらましです。
どうでしょうか？突拍子もない事件ですが妙にディテールが具体的なのが印象的です。
ちなみに本人は至って真剣で、社内報にもこの話を掲載したそうです。
でも多分、心理学者や精神分析医だと「ハイウエイ・ヒプノーシス」の一言で片付けちゃいそうですね。（つまり夜通し運転し、披露しての幻覚）

この事件の１番のネックは、物証がなく全てFさん本人の証言のみで成り立ってる点でしょう。せめて間接的な目撃とか痕跡とかあれば良かったんですが。

宇宙人の正体を考える

と、まあ色々と疑問はありますが、今回も事実かもしれないと言う前提で考察（妄想）してみたいと思います。
Fさんの証言では宇宙人について、人工的に作られた感じだがロボットと人間の中間の様に思えたとのことでした。
機械で出来てるが全く機械でもない…サイボーグ？　そして頭は機械が詰まってると…ナルホド。

そこから考えると、この宇宙人は多分１０cmくらいの超小型サイズで、地球人サイズのロボットに搭乗し、ガンダムやマジンガーZやパシフィック・リムの様に、屋外活動の際にパワードスーツ的に活用してるのではないでしょうか。多分コクピットは胴体部にあるのではないかと思います。

丁度、地球人サイズにすることでカモフラージュ的にもなりますし（ツノが付いてますけど）、太陽光も避けれます、またFさんの語ってた印象にもしっくりする感じがします。
そして、超小型宇宙人からすると１６０cmの大きさは巨大ロボットです。

そんな巨体は本来は専用基地で部品交換するのが常道なので、やはり自身での交換は（たとえロボットでも）困難を伴うのではないかと考えられます、なので緊急処置としてFさんにお願いすることとなったのでしょう。
さらに、超小型宇宙人ではないかと言う根拠はもう一つあります。彼等の星の光は弱かったとのことでした。

そうすると、植物的な生物はあまり大きくならなかったと思いますので、食物連鎖的に考えて小さい方が生存に適し生物も進化したのではないかと思います。しかし、中の超小型宇宙人がどんな姿だったのかとても気になります。

追記、イチルイってなに？

宇宙人は地球にきてイチルイになると語ってました。
そこで調べてみますと「るい」は古代中国での質量の単位でした。0.059gに相当するそうです。

彼等は時間の単位を、もしかすると質量に置き換えて表現するのかもしれません。どのくらいの時間に相当するのかは分かりませんが。
（「るい」の本来の漢字ですが変換出来ませんでした）

※アイキャッチはイメージです。