海上自衛隊が配備を進めている護衛艦「くまの」型、ステルス化された艦の姿から今までの護衛艦とは違う新型艦である「くまの」型はどう運用されるのか?
海自の新艦種FFM
海上自衛隊の新型艦である護衛艦「くまの」型、この護衛艦は全長132.5mで基準排水量3900トンと「たかなみ」型や「あさひ」型などの汎用護衛艦(DD)よりも小さく、DEの「あぶくま」型よりは少し大きい「くまの」型は他国海軍ではフリゲート艦と称される艦艇だ。
やや小ぶりな「くまの」型を海上自衛隊はFFMと言う新たな艦種に定めた。このFFMはフリゲートのFFと多機能を意味するマルチのMで名付けられたとされる。「くまの」型は対空・対潜・対水上の戦闘だけではなく掃海の能力も持つ護衛艦である。
「くまの」型は新型護衛艦の模索の末に地方隊が保有するDEの護衛艦を更新する存在と位置付けられました。
新技術を取り入れた「くまの」型
新型護衛艦である「くまの」型の武装は主砲に62口径5インチ砲が1門に4連装の対艦ミサイル発射筒が2基に艦対空ミサイルであるSeaRAMの発射装置1基・3連装の短魚雷発射管が2基に16セルのVLS(垂直ミサイル発射装置)を備え対水上・対空・対潜をこなせる汎用性がある。
武装以上に「くまの」型の特徴は掃海を行える護衛艦であり掃海用の無人機を運用可能であるように新たな技術が盛り込まれた護衛艦です。
外観はステルス化が進んだ姿に円形のモニターに囲まれた新たなCIC(戦闘指揮所)にこれまでマストに個々別々に備え付けられていた各種レーダーやアンテナなどの電波を発信または受信する空中線をひとまとめにした複合通信空中線を備えた。
現用ではガスタービンエンジンが使用されていた海上自衛隊の護衛艦で「くまの」型はガスタービンエンジンとディーゼルエンジンを組み合わせたCODAG方式が採用された(低速航行はディーゼルエンジンを使用し、高速航行する時はガスタービンエンジンを使用する)このように「くまの」型はこれまでの護衛艦とは違う新世代の艦艇と言えるのです。技術導入により90人で運用する省人化も達成している。
「もがみ」型護衛艦はどう運用されるのか?
新たな技術を様々に取り入れた新型護衛艦「もがみ」は海上自衛隊護衛艦隊の新たな主力となる艦艇ではなく、地方隊に配備されているDEを更新する位置づけです。
更に護衛艦隊が水上艦隊(仮称)に改編されるに伴い地方隊の護衛隊が哨戒防備群(仮称)に改編されます。

この哨戒防備群は地方隊が担う各地域の防衛・警備が引き継がれる。その任務を「もがみ」型が担い、対馬海峡や宗谷海峡などの要所や他の海域を警戒し水上艦隊の主力である水上戦群(護衛艦隊の1~4護衛隊群を改編)が作戦を展開できるように下支えする護衛艦なのである。


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