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新海作品「雲のむこう、約束の場所」の中のミリタリー要素

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映画「君の名は」や最新作の「天気の子」を大ヒットさせた新海誠監督
恋愛作品としての内容や美術の美しさがよく語らされる新海作品ですがミリタリー要素のある作品があります。
それが「雲の向こう約束の場所」です。

ミリタリー好きでも注目できる本作を紹介します。

目次

南北分断された日本

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

舞台は北海道がユニオンと言う国家により支配されている南北分断されている日本

国境線(緩衝地帯)は津軽海峡でユニオンと日米による小規模な軍事衝突が起きたりする。
架空戦記などでよくある日本が分断された世界観ですが何故日本が分断されているかは作中では詳しくは語られてはいない。

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

そのユニオンの人間は役人や巡視船の乗員で僅かにしか登場しないが制服やロシア語を喋るのでソ連みたいな存在と思えます。
またユニオンには異常に高い塔が立っています。天候が良く空気が澄んでいれば東京でも見えるその謎の塔が物語の中心的な存在になります。
ストーリーはそのユニオンとアメリカとの緊張状態が高まる中で進みます。

主人公と開戦へ向かう世界

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

ストーリーは主人公のヒロキとタクヤがずっと睡眠障害により眠り続けているヒロインのサユリを巡る話になります。
ヒロキは東京に出てタクヤはNSA(アメリカ国家安全保障局)に関係する研究室で働きます。

タクヤの方は研究室でサユリの眠りに関する真相を知る一方でテロ組織「ヴィルタ解放戦線」の一員としてユニオン支配下の北海道に密航し銃撃戦で負傷して開戦へ向かう世界に加わっていました。

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

そんな中で東京からヒロキが突然帰りタクヤへ作りかけの自作飛行機を完成させてサユリを乗せてユニオンの塔まで飛ぼうと協力を求めます。
一方でアメリカの宣戦布告によるユニオンとの開戦は確実に迫っていた。

こんなミリタリー要素があります

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

ヒロキとサユリの二人の世界が出るなど恋愛作品としての部分が主な本作ですがミリタリー要素としては自作飛行機を作る為にヒロキとタクヤが拾う自衛隊の標的機をはじめニュース映像のB-1爆撃機に離陸するP3-CやUH-1の集団もありが津軽海峡でMig‐29と交戦するYF-23が他にない要素でしょう。

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

とりわけ本作のミリタリー要素は鉄道輸送される戦車と言うパトレイバー2のような非日常的な光景や水面下で動く「ヴィルタ解放戦線」やタクヤの姿など主人公の世界が戦争と繋がる所なのかもしれません。

(C) 雲のむこう、約束の場所 Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

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