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今年から公開!呉の地下作戦室

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広島県呉市にある海上自衛隊呉地方総監部で今年の7月から見学できる場所が一つ増えました。
それが旧海軍時代に作られた地下作戦室です。

珍しい司令部の地下壕について紹介します。

目次

公開された地下作戦室

呉地方総監部は今年(2017年)7月29日に行われたイベント「呉サマーフェスタ2017」を機会に一般公開が始まりました。

公開された呉地方総監部の地下作戦室

公開されたこの地下作戦室は太平洋戦争末期の昭和20年(1945年)4月に完成しました。
地下作戦室の目的は空襲を受けても指揮が続ける事です。

地上の施設が空襲で壊れても地下から各地への指揮や通信ができるようになっているのです。また重要書類もこの地下施設へと保管されていました。

その位置も鎮守府庁舎(現在の海自呉地方総監部第1庁舎)のすぐ目の前の地下にあります。
現在では城山グラウンドと呼ばれる地方総監部の裏側になります。
内部は作戦室に会議室・発電や換気・排水の設備がある部屋に通信室・事務室も置かれて地下の鎮守府として機能できる作りになっていました。

海軍の司令部である鎮守府が使う施設だけあり入口から内部もコンクリートで頑丈に作られています。地下作戦室は幅14メートル・奥行が15メートル・高さ6メートルの大きな部屋です。

この地下作戦室や地下施設があった事で昭和20年7月の呉空襲で鎮守府の建物が被害を受けても鎮守府としての機能は失われませんでした。
観られる範囲は入口と作戦室に作戦室の隣にある発電機が置かれていたらしい小さな部屋です。

限られた見学範囲ですが司令部のあった地下壕が見られる数少ない貴重な遺構なので一見の価値があります。

見学する方法

地下作戦室の一般公開は現在も続けられています。
見学するには海自呉地方総監部広報係へ見学する日の20日前から10日前にFAXで申請する必要があります。

FAXの書類について呉地方隊のサイトにある日曜日一般公開の所にある見学要領で「見学申請書及び見学者名簿」がExcelとPDFでダウンロードできます。

ダウンロードした書類の書式を印刷して書き込み自宅またはコンビニからFAXを送信しましょう。

また今年は「日本遺構WEEK」などのイベントで事前申請が無くても見学可能でもあるので呉地方隊のサイトをチェックしておきましょう。

日曜日の艦艇・旧日本海軍地下作戦室一般公開の詳細はこちらから

 

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